ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズを前に米メディア『CLUTCH POINTS』は10月21日、「ワールドシリーズでの勝利を妨げるドジャースの致命的な欠陥」というタイトルで記事を配信した。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真! 今季のドジャースは先発陣の怪我に悩まされ、山本由伸、ウォーカー・ビューラーらがシーズン途中に離脱。ポストシーズンもクレイトン・カーショウ、タイラー・グラスノー、ギャビン・ストーンらが欠場と、安定したローテーションを構築できていない。
ドジャースはトレード期限に加入したジャック・フラハティ、山本、ビューラーの先発陣とリリーフ陣を初回からつぎ込むブルペンデーでプレーオフを勝ち上がったものの、「彼ら(ヤンキース)はドジャースの弱点を突くための準備ができている。先発投手を消耗させることができるだろう」と説明した。
ヤンキースの1番グレイバー・トーレスがポストシーズン9試合中8試合で初回に出塁するなどリードオフマンの役割を果たし、2番フアン・ソトも7試合で初回に出塁。走者を置いた状況でアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンといったスラッガーを相手にするのはドジャース先発陣にとって危険だと記している。
そんなヤンキースにも弱点はあるという。ゲリット・コールらを擁する強力な先発ローテーションの一方、レギュラーシーズン中にブルペン陣に不安を抱えた。今回のポストシーズンでは機能しているが、同メディアは「MLBトップの打撃成績を残したドジャース打線に通用するのか」と注目ポイントに挙げている。
さらにヤンキース打線の対左腕打率は.235で、対右腕打率.253と、サウスポーへの対応にやや苦戦しているデータがある。ただ、リーグ優勝決定シリーズのドジャースの投手陣は13人中12人が右投げで、サウスポーはアンソニー・バンダのみだった。
そこで同メディアは、ドジャースの“勝利の切り札”に左腕アレックス・ベシアの名前を挙げた。ベシアは地区シリーズに登板したものの、第5戦に肋間骨を負傷してロースターから外れた。それでも、アンドリュー・フリードマン球団運営部長によるとワールドシリーズで復帰する可能性があるという。
ベシアはレギュラーシーズンの防御率1.76、被打率.148、ポストシーズンでも3試合で3回無失点2ホールドを記録しており、ヤンキース打線に対抗する有効な選択肢になりえる。はたしてベシアは、現地10月25日に開幕するワールドシリーズに間に合うのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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