2024年のワールドシリーズが、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースの顔合わせに決まり、米国内では大きな盛り上がりをみせている。
大谷翔平や山本由伸、アーロン・ジャッジ、フアン・ソトなど、両チームが擁する多くのスターや注目選手の顔触れがファンの胸を躍らせている。もちろん、各メディアもさまざまなエピソードなどを報じてこの対戦を煽っており、注目度は高まる一方だ。
その中で、ヤンキースの地元紙『New York Post』ではこの両チームの対戦について、年俸の高いスター選手が数多く顔を揃える「高額対決」と評しながら、「コストパフォーマンスの高いガーディアンズや、その勇敢で愛らしいニューヨーク・メッツには申し訳ないが、これこそがみんなが待ち望んでいた理想のワールドシリーズだ」と報じている。
現地時間10月21日、同メディアは公式サイト上において、「MLBの幹部たちは公には言わないが、ヤンキースとドジャースの対決は、彼らにとって最も望ましいワールドシリーズだ」と綴っており、「チケット価格はほぼ全てが数千ドルに高騰しているが、それでもファンはスター選手たちを目にするためなら、どんな代償も惜しまないだろう」と見通している。
さらに同メディアは、「両チームには、3人の最高年俸投手(ゲリット・コール、ヨシノブ・ヤマモト、オオタニ)がいる。また、最高年俸の2人の打者(アーロン・ジャッジとオオタニ)もいる。そして、将来の最高年俸選手(フアン・ソト)もいる」などと、それぞれが高額年俸選手揃いのチームであると強調した。
加えて、トピック内ではドジャースのマックス・マンシーのコメントも掲載。「今のメジャーリーグの最大のスターたちが最大の舞台で戦う。ファンとしてどれだけ特別なことか、信じられないくらいだよ」として、「頂上決戦」への胸の内を明かしている。
まさしく、球界最高峰のプレーヤーが世界一の座を争う今季のワールドシリーズ。選手、ファンともに、期待で胸を膨らませているのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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