ボクシングの試合であり得ない“事件”が起きた。
現地10月20日にタイ・プーケットで行なわれたスーパーライト級4回戦で、イドリス・アブドゥラシトフ(ロシア)とバゲル・ファラジ(イラン)が対戦。前者はこれがプロデビュー戦で、後者は2戦2勝(2KO)とどちらもキャリアは浅い。それでも21歳のアブドゥラシトフはMMA(総合格闘技)やムエタイで活躍してきた選手で、試合はボクシングが本職のファラジが一方的に攻め立てる展開となった。
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追い詰められては反則を繰り返していたアブドゥラシトフが目を疑う暴挙に出たのは、4ラウンドだった。手痛いボディを食らった直後、なんと左足のハイキックをファラジにお見舞いしたのだ。カウンター気味に食らったファラジは即座にダウンして失神。驚いたレフェリーが試合をストップさせ、リング上も会場も大混乱となった。アブドゥラシトフは当然、反則負けだ。
英紙『The Independent』は「MMAファイターがボクシングのデビュー戦で相手にヘッドキックを放ってKOし、永久追放の処分を受けた」と銘打ち、「アブドゥラシトフは後日、インスタグラムでその場面を動画で紹介した。そして彼は自慢げに『プロデビューしたのに生涯失格になってしまったよ。キックはマシンガンのようだった』」と言い放ったのだ」と伝えている。
さらにアブドゥラシトフは、試合後にファラジと握手する画像も掲載。「僕たちは握手をして仲直りしたよ。すべては闘いのなかで起こったことだ」と説明したが、その投稿はすでに削除されている。
ネット上では衝撃的なハイキック動画が拡散し、アブドゥラシトフの振る舞いに対して世界中から非難の声が上がった。「前代未聞の恥さらしだ!」「永久追放は当たり前」「あらゆる格闘技から締め出せ!」「謝罪の言葉もないのか!?」「ボクシングを冒涜した罪は重い」など、容赦ないコメントが続々と書き込まれている。
構成●THE DIGEST編集部
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