周知の通り、10月28日に“世界最高のフットボーラー”に贈られる2024年のバロンドールが発表され、マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリが初受賞を果たした。
ただ、ラ・リーガとチャンピオンズリーグの二冠達成に貢献し、本命と見られていたレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが次点に終わったため、選考が物議を醸している。
マドリーは「ヴィニシウスもダニエル・カルバハルも受賞できないのはリスペクトに欠ける」として、授賞式の参加をボイコット。前代未聞の事態となった。
そんななか、批判を浴びているのが、バロンドールの投票権を持つエルサルバドルのブルーノ・ポルツィオ記者だ。スペイン紙『AS』などによれば、ヴィニシウスを10位にすら入れなかったのだ。
1位にジュード・ベリンガム、2位にはアーリング・ハーランドを選んだ同記者はヴィニシウスをトップ10から外した理由をこう述べている。
「彼はフェアプレーをする兆候を見せていない。しかし、それが私が投票しなかった理由ではない。彼はピッチ上で限られたスペースに限定される選手なので、投票しなかった。ドルトムント戦で見たことは考慮に入れないでほしい。彼らは彼を走らせたので、70メートルを走っただろう。彼はそこでプレーする選手であり、レアル・マドリーの試合の中心ではない。重要ではあるが、私にとって今回はジュード・ベリンガムの方が重要だった。ヴィニに8位、9位、あるいは10位を与えるなら、そこに置かない方が良かった。それは彼にとって何の役にも立たない。フェアプレーの状況や他の選手が獲得したことを考慮すると、彼は値しなかった選手だったと思う」
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ただ、同記者に対しては、インターネット上で次のような声が上っている。
「こいつはサッカーのことを知らない」
「エルサルバドルにはサッカーリーグがあるのか?」
「エルサルバドルを出て行け、我々には多くの人がいるが、この愚か者は我々を代表するものではない」
「この男はくだらない」
「もう二度と投票するな」
「なんでこいつが投票できるんだよ」
「真のエルサルバドル人として、私は我が国のジャーナリストのプロ意識を恥ずかしく思い、当惑している」
ちなみに、ポルツィオ記者はロドリも7位と低評価だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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