元日本代表MFの中村憲剛氏が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に出演し、川崎フロンターレで共闘した元北朝鮮代表FWの鄭大世氏と対談。2人の出会いについて明かした。
両者が初対面したのは2005年。当時大学生で、川崎に練習生で来ていた鄭大世氏が、亜細亜大とのトレーニングマッチに出場した試合をよく覚えているという。
「めちゃくちゃインパクトがあって。なんでかと言うと、(後にブラジル代表として活躍する)フッキと2トップを組んでいたんですよ」
そう切り出した中村氏は、「フッキはまだ10代で、テセはまだ大学生。普通、10代の外国籍選手と大学生の練習生の2トップなんて、言い方あれですけど、そんなに爪痕を残せないんですよ」と話しつつ、当時の衝撃をこう振り返った。
「凄かった。どっちも自己主張が。もう凄すぎて、お互いにボールを持ったら打つ。『なんだ、この2人は?』って。それが強烈だった」
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鄭大世氏が「僕はその試合で4点取りました。前半にハットトリックして」と話すと、川崎のレジェンドは「そんな学生いないですよ。いま、大学生で練習生でハットトリックしたら、即獲ります」と異彩ぶりを回顧した。
「その時はまだ内面を知らないので、ふてぶてしいし、これは楽しみだなと。後々のこの2人の足跡を見ればそういう選手だから、凄かったんだなと思いますけど、当時はまだ若かったので。インパクトがあって」
物怖じしない態度も含めて、驚きを受けたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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