11月、日本代表は北中米ワールドカップのアジア最終予選でいずれもインドネシア(15日)と中国(19日)とアウェーゲームで戦う。4試合を終えて3勝1分の森保ジャパンがここで連勝を飾れば勝点16となり、本大会出場に向けて大きく前進できる。逆に1敗でもすれば他国の結果次第でグループCは混戦模様になるので、日本は是が非でも勝点6を掴みたい。
インドネシアも中国もほぼ間違いなく守備的なスタンスで日本戦に臨むだろう。10月のオーストラリア戦のような構図(日本が攻める、相手が守る)になると考えれば、ポイントは日本がどう点を取るかになる。
11月の連戦では、ハムストリング負傷の上田綺世がおそらく使えない(招集すら厳しいだろう)。CFの主軸だった彼の代わりにスタメンを張るのは誰か。筆頭候補は小川航基だろうが、A代表での実績で判断すると“大本命”とは言い切れない。
細谷真大、町野修斗、古橋亨梧、オナイウ阿道らにもチャンスはありそうだが、誰が先発になろうと求められるのは当然ながらゴール。ここまで上田に頼ってきた状況を変化させる意味でも、CFの働きには注目だ。
上田負傷というピンチをチャンスに変えられるか。その意味で、11月の連戦は重要なゲームになる。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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