Moto3マレーシア予選|フェルナンデス、キャリア初のポールポジション獲得! 鈴木竜生が上位4番手

 セパン・インターナショナル・サーキットでMotoGP第19戦マレーシアGPのMoto3予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはアドリアン・フェルナンデス(Leopard Racing)だった。

 Moto3クラスには山中琉聖(MT Helmets – MSI)、古里太陽(Honda Team Asia)、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)の3人の日本人ライダーが参戦しているが、今回はその全員が予選Q2への直接進出を決めた。

 予選Q1ではダビド・アルマシア(Kopron Rivacold Snipers Team)が2分11秒001をマークしてセッションをリード。また前戦タイGPでキャリア初ポールポジションを獲得したジョエル・ケルソ(BOE Motorsports)もQ2進出圏内に入った。

 Q2進出となるトップ4争いはアルマシアが暫定トップのままQ1終盤に入った。終盤のアタックではケルソが大きく自己ベストを更新し、2分10秒699をマーク。2番手に0.3秒差をつけるタイムで、Q1をトップ通過した。

 ポールポジションを争う予選Q2では、イヴァン・オルトラ(MT Helmets – MSI)が2分9秒895をマークし、暫定トップにつけた。日本人ライダーでは鈴木が0.23秒差の4番手に続き上位を狙った。

 山中と古里はそれぞれ10番手、11番手タイムでQ2を折り返した。

 暫定トップタイムを更新するライダーが現れないままセッションは終盤へと入ったが、ラストアタックでアドリアン・フェルナンデスが、自己ベストを大きく更新する2分9秒542をマーク。これがQ2の最速タイムとなり、フェルナンデスが初のポールポジションを獲得した。

 2番手はオルトラ、3番手は今季Moto3チャンピオンのダビド・アロンソ(CFMOTO Gaviota Aspar Team)だった。

 日本人ライダーは鈴木が4番手を確保。一方で山中は12番手、古里は17番手に留まった。