11日2日に開催されるブンデスリーガの第9節で、堂安律を擁するフライブルクと佐野海舟が所属するマインツが前者のホームで対戦する。
この注目の一戦を放送するABEMAで解説を務める鄭大世氏に、堂安の“進化”について話を訊いた。
日本代表MFは、ここまでブンデスリーガでは全8試合に先発して早くも4ゴールを叩き込んでいる。
「カットインからのシュートの精度が高いので、クラブでも出られているし、日本代表でも今の調子の良さを加味してスタメンを張っていると思います」
そう評した鄭大世氏は、右サイドハーフが主戦場ながら、堂安がゴールを量産できている理由について、こう解説する。
「まずはスーパーゴール。この間も左のカットインからのシュートでスーパーゴールがあった。ただ、それだけでシーズン二桁(得点)は取れないですよね。今は試合数の半分のゴールを取っている。スーパーゴールだけだったらシーズン3~6点ぐらいで、二桁には届かない」
【動画】ハイデンハイム戦で決めた堂安のスーパーゴール
自身もドイツでプレーした名ストライカーは、「今シーズンのいいところは、逆サイドにボールがある時にちゃんとファーポストに詰めているところ。そこが一番点が取れるポイントだと思う」と見解を続けた。
「相手のサイドバックが大外のマークになると思うんですけど、その背を抜けてポケットに走り込む動きを何回もやっている。それでもう2点取っています。そこが一番大切なところで、最終ラインをブレイクする動きがあるからこそ、点を取れている」
武器であるパワフルな左足のシュートに加え、“点を取れる”動きの良さも加わった堂安。このペースなら二桁得点は難しい目標ではなさそうだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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