「不甲斐ない試合を見せてしまって本当に申し訳ない」J1への切符を逃した横浜FCの守護神が悔しさも「最後まで一丸となって戦いたい」と気概示す

“勝てばJ1昇格”。過去2試合でそのチャンスがありながら、いずれも黒星がついた。二度あることは三度あるのか、三度目の正直となるか。横浜FCは11月3日、J2第37節で栃木SCと相まみえた。

 今季のホーム最終戦となる一戦でも、勝点3を手にすれば無条件でJ1自動昇格圏内の2位以内が確定する。引き分け以下でも、3位V・ファーレン長崎の結果次第では、J1への切符が舞い込む。

 だが、歓喜の瞬間は訪れなかった。栃木戦は0-0のスコアレスドロー。長崎はジェフユナイテッド千葉に2-1で勝利。最終節を前に、長崎との勝点差は「3」に縮まった。
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 試合後のフラッシュインタビューに応じた横浜FCのGK市川暉記は、3試合ぶりのクリーンシートにも笑顔はない。「シンプルに悔しいですけど、次、決められるようにまたやっていきたい」と悔しそうに話す。

 今季のラストゲームは11月10日、レノファ山口FCのホームに乗り込む。26歳の守護神は「ここ数試合は不甲斐ない試合を見せてしまっているところは、本当に申し訳ないと思っていますけど、最後まで横浜FCが一丸となって、最終節、山口で昇格を決められるように、一丸となって戦いたい」と気を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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