「俺を代えられるのは俺だけだ」ヤンチャでわがままな若き日の三浦知良が代表監督に直談判。内田篤人は「カズさんだな、それは~」と納得

「あの頃はヤンチャでしたね」と笑顔を見せる。11月3日にテレビ朝日系列で放送された『キングカズと限界を超えよう。~挑戦者たちのキセキ~』で、57歳にして今も現役の三浦知良が、オフトジャパン時代のエピソードを披露した。

 番組では元日本代表DFの内田篤人氏とのスペシャル対談も実施。「後悔」をテーマにトークが展開されると、カズは「僕はわがままだったからね」とし、1992年5月の国際親善試合を振り返る。

「オフトが監督になって、アルゼンチン戦が最初で、後半の40分過ぎに交代させられて。その日の夜に通訳を呼んで、『俺をなんで代えるんだ』って。『俺を代えられるのは俺だけだ』って言いましたからね」
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 カズは2トップの一角で先発し、81分に途中交代。国立競技場で行なわれた試合は0-1で敗れた。

 新体制の初陣で25歳FWが指揮官に“直談判”。この逸話に内田氏も「カズさんだな、それは~」と納得の表情。

 また今後の夢を問われたカズは、「自分のゴールで勝利した時の成功をもう一回、味わいたい」という。現在はJFLのアトレチコ鈴鹿でプレーするレジェンドは、「今でも本当に、先発して、90分出てやろうって思っていますよ。キックオフのホイッスルが鳴って、それが終わるまで立っている。あの感じをまた味わいたい」とも語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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