昨夏も関心が騒がれた。当然、レーダーから外してはいないだろう。
イタリアのメディア『TUTTOmercatoWEB』は11月5日、セリエAで首位を走るナポリがボルシアMGに所属する日本代表DFの板倉滉を注視していると報じた。「サプライズ補強」になるかもしれないと伝えている。
2022-23シーズンのセリエAで圧倒的な強さを誇り、スクデットを獲得したナポリ。その立役者のひとりだったのが、韓国代表のキム・ミンジェだ。リーグの年間最優秀DFに選ばれ、シーズン後にバイエルンへのステップアップを果たした。
このキムの活躍、そして韓国での知名度向上を受け、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がアジア市場により魅力を感じるようになったのは知られている。2023年夏のマーケットではアジア人、特に日本人選手の獲得の可能性を公言。複数の選手が候補と取りざたされた。
そのひとりが、キムと同じDFの板倉だ。当時、移籍に至ることはなかった。以降、ナポリは様々なほかの日本人選手への関心がうわさされている。しかし、板倉が候補のひとりであることは変わらないようだ。
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TUTTOmercatoWEBは、ナポリがアーセナルのヤクブ・キビオルを狙っているとしたうえで、「彼だけではない。ナポリはキム・ミンジェの経験から、東洋のマーケットが重要な補強をプレゼントできると学んだ。そして直近のアイデアが、ボルシアMGのコウ・イタクラだ」と報じている。
同メディアは、板倉がすでに5年前からヨーロッパでプレーして経験を積んでいることや、冬のマーケットでもナポリはEU圏外選手を獲得するための枠に空きがあると紹介。「アントニオ・コンテ監督の要望で1月にフロントが動くのは、守備の強化だ」と続けた。
「担当者たちはプレミアリーグを見て、機会を探している。だが、ブンデスリーガのようなほかのリーグも見ているのだ。そこからイタクラが、デ・ラウレンティス会長のクラブにとって次のアジアからのサプライズ補強となるかもしれない」
継続的に日本人選手への関心がうわさになるナポリ。この冬、あるいは来季に向けた夏にまとまる取引はあるのか。板倉の動向を含め、今後の進展が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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