シリーズ累計550万部突破の人気コミック『山田くんとLv999の恋をする』の実写映画化が決定。本作の公開日が2025年3月28日(金)に決定した。あわせて、本作のティザービジュアルと特報が解禁となっている。
【写真を見る】シリーズ累計550万部突破の人気コミックを映画化する『山田くんとLv999の恋をする』 / [c]ましろ/COMICSMART INC. [c]2025『山田くんと Lv999 の恋をする』製作委員会
マンガアプリ「GANMA!」にて連載中のましろによる同名作品を原作とする本作。作間龍斗と、春に乃木坂46を卒業し本格的に女優としての道を歩みはじめた山下美月W主演を務め、ともに映画初主演作をはたす。彼氏に振られたばかりの大学生、茜(山下)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生プロゲーマー、山田(作間)だった。無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は実は“最強ギャップ男子”。いつもは塩対応だが、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに茜は少しずつ惹かれていくことに。また、監督は映画『よだかの片想い』(21)、Netflixで「恋愛バトルロワイヤル」の安川有果。脚本には東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻脚本領域で坂元裕二に師事したのち、『キャラクター』(21)、ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」などで活躍する川原杏奈を迎えている。
あわせて解禁となったティザービジュアルは、そっぽをむく山田を見つめる茜の表情が目を引く一枚。2人の絶妙な距離感、「ただ今、Lv1。」というキャッチコピーからは、これからどんな恋がスタートするのか興味が掻き立てられる。
さらに、10月中旬にクランクアップしたばかりで本編映像初公開となる特報も解禁に。彼氏に振られ号泣する茜。そんなとき、ネトゲで出会ったのは高校生プロゲーマーの山田だった。「興味ないすね、恋愛とか」と最初は超塩対応の山田だが、ケガをした茜に絆創膏を貼ったり、酔っぱらった茜をおんぶするなど、ふとした場面で無自覚で優しい一面が垣間見える。ラストには「実は…またお姉さんに会いたいと思ってたんです」という山田の甘いセリフのギャップにキュンとする映像になった。
また、公開決定に際し、キャスト、スタッフからのコメントも到着。山田役を務める作間は「この作品は連載が始まった頃から好きでした。この作品がアニメ化され、その放送が終わり寂しさでいっぱいだったときに実写化のお話をいただきました。まさか自分にこんなお話が来るとは思わず、未だに実感が湧いておりません」と感動をコメント。茜を演じた山下は「あの“山田くん”の世界に飛び込めるワクワク感とともに、大人気マンガの実写化というプレッシャーも感じていたのですが、原作のましろ先生ともお話をさせていただき、山田くんファンの皆様にも心から楽しんでいただける作品を創りたいと撮影に臨みました」と語った。
”恋愛に興味ゼロ”だが“とにかくモテまくる”という強敵を前に茜は、はたして恋を攻略することができるのだろうか?史上最高難易度の恋の行方をぜひ劇場で確かめてほしい。
■<キャスト、スタッフコメント>
●ましろ(作者)
「このたび、『山田くんとLv999の恋をする』を映画化していただくこととなりました。関わってくださった制作陣の方、そして支えてくださったファンの方に感謝しています。お話をいただいたときは実感が湧かなかったのですが、いまになってじわじわと感じ始めています!原作を踏襲しながらも、映画ならではの楽しみ方ができる作品になると思います。私もとても楽しみにしています!ぜひ山田くんファンの方も楽しみにしてくださると嬉しいです!」
●安川有果(監督)
「タイトルを言うと『知ってる!』『大好き!』と皆が口を揃える、多くの方に愛されている大ヒットマンガを映画化することに緊張はありましたが、私自身原作のキャラクター達が大好きなので、その想いを胸に走り抜くぞと心に決めて臨みました。上品な色気と繊細な表現で山田をこれ以上ない形で体現してくれた作間さん、役への愛の深さと天性のコメディエンヌっぷりで作品を引っ張ってくれた山下さんを筆頭に、心を込めて演じてくれたキャストの皆さん、アイデアを惜しみなく作品に投入してくれたスタッフの皆さんのおかげで、見応えのある映画に仕上がったと感じています。ましろ先生、素敵な原作を映画化させてくださってありがとうございます。…ちなみに、特報の『日本中が山田に恋をする』というキャッチコピーについては、監督としてもめちゃ自信アリです!!山田と茜のLv999の恋を、ぜひ劇場で見届けてください」
●作間龍斗(山田秋斗役)
「山田秋斗役を演じます、作間龍斗です。この作品は連載が始まった頃から好きでした。この作品がアニメ化され、その放送が終わり寂しさでいっぱいだったときに実写化のお話をいただきました。まさか自分にこんなお話が来るとは思わず、未だに実感が湧いておりません。未熟ながら、大好きな山田という役を大切に考えながら精一杯演じました。三次元というまた違った面白さが加わり、元より原作を好きな方にも、初めて目にする方にも楽しんでもらえる作品だと思います。僕自身もいちファンとしてこの作品の実写化が楽しみです!ぜひ劇場へお越しください!」
●山下美月(木之下茜役)
「あの“山田くん”の世界に飛び込めるワクワク感とともに、大人気マンガの実写化というプレッシャーも感じていたのですが、原作のましろ先生ともお話をさせていただき、山田くんファンの皆様にも心から楽しんでいただける作品を創りたいと撮影に臨みました。ラブコメ映画は初挑戦でしたが、文化祭のシーンでは、これがラブコメディか!と(笑)。ギルドメンバーの掛け合いも面白くて、アドリブに思わず笑ってしまうこともあり、日々笑顔が溢れる楽しい撮影でした。山田と茜のもどかしくも可愛らしい距離感、登場人物のキャラクター、そしてゲームを通して繋がっていく絆、恋愛だけではない温かいストーリーが本作の魅力だと思います。原作ファンの方も、ゲーム好きな方も、いろんな方に楽しんでいただける内容になっていますので、ぜひ映画館へ足を運んでいただけたら幸いです!」
●高木智香(プロデューサー)
「30を超えて学園ラブコメに等身大でときめくことが難しくなってきた頃、『山田くんとLv999の恋をする』の1巻を読んで久しぶりに本気でときめいて、初めての恋を前にした10 代も、既に色々な恋を経てきた20 代や30 代も、同じ気持ちで一緒にときめくことができる稀有な作品だと思いました。そして同時に、繊細で多様な『やさしさ』が詰まった作品だと思っています。そのやさしさをどうしたら守っていけるか、脚本の川原さんと繰り返し話し、ましろ先生のお力をお借りしながら編んだシナリオに、原作を深く愛し、真摯に役に向き合い繊細に体現してくださった主演のお二人が加わり(撮影中何度も『山田と茜がいる!』と思えたことは一原作ファンとしても心が震える体験でした)、安川監督がときにコミカルに、ときにエモーショナルに、かつとびきりかわいくて(それは俳優の芝居だったり表情だったり、背景の美術だったり)終始目が楽しい映画に仕上げてくださいました。茜と一緒に泣いたり笑ったりして、最後には幸せな気持ちで劇場を後にできる作品になっていると思います。ご期待ください!」
文/鈴木レイヤ