【メイク練習20日目】発色の良い「アクリル顔料」を使ってみたけど、なんか違うんだよねえ……

初めて人前で自前のメイクを披露したスタジオ発表会が終わって、私(佐藤)のメイク熱は少し落ち着いた。なにしろ、これに向けて練習していたところもあったので、無事に当日を迎えることができてホッとしている。

とはいえ、修行の日々は終わりではない! むしろ課題に気づいたので、新たな始まりでもあるのだ!

ってことで、早速その課題「目の上の青の発色」について向き合って行こう。購入したアイシャドウが薄かったので、アクリル樹脂の入った顔料を使ってみたところ、発色は良くなったんだけど……、なんか違うんだよねえってなった。

・青のアクリル顔料

青のアイシャドウは、新宿の手芸・メイク用品を専門的に扱う「オカダヤ」で買ったものだ。買う時にサンプルを肌につけて確認したつもりだったが、色味を十分に把握できていなかった。失敗したかも……。

いやいやそうではない、メイクとはトライ & エラーの連続。試行錯誤を繰り返すことでしか、自分の理想にたどり着くことはできないのだ。そう考えると、日夜メイクに励んでいらっしゃる諸先輩方、ならびに賢者の皆さん(アドバイスをくれる方々)には頭の下がる思いである。

19日目のメイクでは、青が薄いことを考慮して、明るい色のコンシーラーを下地として使っている。

それから、まぶたの上にコンシーラーを重ねて二重を強調する「カットクリ―ス」にも挑戦しているのだが、奥二重のためにコンシーラーを塗った部分が全部まぶたの奥に隠れてしまった。

私が理想とするアイメイクは、広く青を塗ってその下に白(コンシーラー)のカットクリ―ス。さらにしっかりと目尻に跳ね上げの入った形にしたい。そのためには青の発色は欠かせないのである。

どうしたものか? と考えていたところ、意外なところにヒントが転がっていた。それはハロウィンの時に、編集部全員で挑んだダンプ松本さんのメイクだ。オカダヤで買って来た青のアクリル顔料の発色が、思いのほかよかった。下地なしなのに、めちゃくちゃ青い!

これなら、私の望む青を出せるかもしれない! ってことで、実際に使用してみた。

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・いざ、実践!

まずはいつものように下地とファンデーションを塗って……。

眉毛を描いたところで、青のアイシャドウを直に塗ってみる。顔料の下地のつもりで塗ってはみたけど、やっぱりコンシーラーを入れないと色がわかんないな。

その後に顔料を塗り、コンシーラーでカットクリ―スを入れて、アイライン・マスカラ・シャドウ・ハイライト・リップなどを施して完成~。20日目のメイクはこうなりました!

色はいい、思いつきで目のまわりを描いた割に、上手く描けてるとも思う。目尻の跳ね上げもカットクリ―スも理想に近い形にできた。まぶたの上にはキラキラするシャドウ + 金のグリッターなんか入れちゃったりして……。

いい形にはなったと思うんだけど、なんか違うんだよなあ~。

もしかしたら描き方が丸い感じになって、シャープさに欠けているのかも。青い縁取りのパンダになっている感が否めない。

もしくは、昭和の特撮ヒーローに出てくる敵役みたいな雰囲気もあるなあ。

メイクは線1本で印象が変わる。その線の太さによっても全然違うので、この辺は練習で加減を覚えるしかないかな。それから青の発色が良すぎて目だけが浮き出ている可能性もあるので、アクリル顔料を薄めて使うか、もう少し濃いアイシャドウを買うかしないと……。

う~ん、悩みは尽きない! 賢者の皆様、引き続き啓示(アドバイス)をよろしくお願いします~~!!

参考リンク:Amazon

執筆:佐藤英典

Photo:Rocketnews24

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