6日放送『全領域異常解決室』(フジテレビ系)で、世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」(通称、全決/ゼンケツ)の活動目的が判明し、大きな反響を呼んでいる。
■爆破事件と千里眼
同作は、全決の室長代理・興玉雅(藤原竜也)と同室の新人・雨野小夢(広瀬アリス)が、最先端の科学でも解明できない「不可解な異常事件」を解決すべく奔走する1話完結のミステリードラマ。
これまでの怪事件では、「古事記」にも登場する神の一柱・ヒルコを名乗る謎の人物が犯行声明を出しており、全決は事件を解決するとともに「ヒルコの正体」を探ってきた。
5話では、ヒルコが犯行声明を出した「都内で起きる爆破事件」の真相に迫るなか、透視や遠く離れた出来事が見える「千里眼」の能力で爆破を予知した薬剤師・生嶋未智(星野真里)と小学1年生の娘・未琴(諸林めい)と全決メンバーが出会う。
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■ラスト3分の衝撃 ※ネタバレあり
ヒルコを盲信する犯人グループに連れ去られた生嶋未智。その目的は、ヒルコにとってジャマな千里眼の能力を持つ未琴をこの世から消すためだった。
興玉と雨野も拘束される危機的状況で、彼らを救出すべくあらわれたのが、これまでヒルコと目されていた謎の巫女・豊玉妃花(福本莉子)。彼女の特殊能力で犯人達を撃退し、豊玉が全決メンバーの1人だと明かされる。
事件解決後、興玉は「八百万の神々が人間に転生し、普通に生活している」と解説、全決が「特殊能力で起きた不可思議な事件を人間達に気づかれないようにおさめる」ための組織で、対立する謎の神・ヒルコとは「戦争状態にある」と雨野に語る。さらに興玉は、次週予告で自身も「僕も神です」と告白していた。
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■セリフも「神」つながり
本編や放送中に流れるコラボCM内でも、「神ってるね」「まさに神の視点ですね」「神がかってますね」「神対応ですね」といった「神」にまつわるセリフが多用されている本作。それらは登場人物が「神」だからこその演出だったようだ。
種明かしが進み、視聴者からは登場人物名にも注目する声が目立っている。
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■ネット上で「神」考察が白熱
「豊玉妃花+鮫のぬいぐるみ=豊玉毘姫 芹田正彦+猿田彦珈琲+導く=猿田毘古神となると、雨野小夢+踊り(ダンス)=天宇受売命? 猿田毘古神の妻になったという説もあるし、だとしたら芹田さんの小夢さんに対する接し方も納得…日本神話面白い 全決面白い」
「興玉さんは興玉大神だよね、間違いなく。宇喜之さんはおそらく、宇迦乃御魂大神 そして芹田さんが猿田彦大神 この三柱とくれば伊勢の二見興玉神社さんでほぼ確定…これ最終的に天照皇大御神も出てくるんじゃ…その為に雨野さん=天宇受売命が必要で、全決に…?」との神考察が白熱。
「古事記読んでて良かった 日本の神様たち面白い」「今週あたりからバンバン柱の名前とか事戸渡しとか出てきて最高です」と楽しむ声も殺到していた。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)