「ふざけんな!」日本が準優勝を飾った99年ワールドユースで、なぜ曽ヶ端準は同僚GKに激怒したのか。「トンカツの衣まで取っていたのに…」

 元日本代表FWの播戸竜二氏が、那須大亮氏のYouTubeチャンネルに出演。同じく“黄金世代”である南雄太氏、坪井慶介氏、そして加地亮氏とともに、1999年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)を振り返った。

 97年度生まれの出演者4人のうち、播戸氏、南氏、加地氏はフィリップ・トルシエ監督が率いたU-20日本代表の一員としてナイジェリアで奮闘。見事準優勝の快挙を成し遂げた。当時を回想するなかで、播戸氏が同代表のバックアップメンバーだったGK曽ヶ端準氏が、同僚GKである榎本達也氏に激怒したエピソードを明かす。

「太るから、って衣を取ってトンカツを食べていた榎本。それなのに、ソガと2人の部屋では、ポテトチップスを食べていた。これ、ソガがめっちゃ怒っていた。『ふざけんな!』と。ソガは(試合に)出られへんのに『お前、何でポテトチップス食べてんだ』と。キレていたよ」
【動画】“黄金世代”の曽ヶ端準が快挙達成のワールドユースを回想!
 
 四半世紀前の逸話に、一同は爆笑。同じくGK陣の南氏は「よく覚えているな。あったわ、それ。めっちゃ怒っていた」と思い出していた。

 その後、41歳まで現役を続けた曽ヶ端氏。10代の頃から仲間にも厳しく指摘できるほど、ストイックさを貫いていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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