「眠っていた。明らかな汚名だ」EL王者に大苦戦。CLで失点関与のチェイス・アンリを対戦国メディアが辛辣批評「何度も抜かれた」

 背後から飛び出してきた相手に先制点を許した。厳しい声が寄せられている。

 シュツッツガルトは11月6日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグ・フェーズ第4節でアタランタにホームで0-2と敗れた。チェイス・アンリは先発出場し、81分までプレーしている。

 前半終盤にイエローカードをもらったアンリは、後半立ち上がりの51分にアデモラ・ルックマンに先制点を許すかたちとなった。アタランタの右サイドからのクロスを、アンリの前をとったルックマンに押し込まれたかたちだ。

 アンリがベンチに下がってから終了間際にも追加点を献上したシュツッツガルトは、得点を奪えないまま黒星。前節で同じイタリアのユベントスを下したが、昨季のヨーロッパリーグ(EL)王者に屈し、プレーオフ圏外の27位に転落している。

 失点に絡んだこともあり、アンリは対戦国メディアからの評価も芳しくない。

『Gazztta dello Sport』紙は採点記事でアンリに5点をつけ、チームワーストに選出。「ルックマンに引き出され、ダビデ・ザッパコスタを止めるためにイエローカード。失点場面でルックマンにやられた」と評している。
 

『TUTTOmercatoWEB』も同じく5点採点。「ザッパコスタとのデュエルは大変で、消耗させられたのは確かだ。何度も抜かれ、いくつかちょっとした反撃はあったが、アタランタにサイドで多くのスペースを許した」と伝えた。

 やはり5点をつけた『Eurosport』も、「アタランタ先制の場面では眠っていた。明らかにルックマンに先んじられた。明らかな汚名だ」とこきおろしている。

 リーグフェーズ後半戦の4試合でツルベナ・ズベズダ、ヤングボーイズ、スロバン・ブラチスラバ、パリSGと対戦するシュツッツガルトは、決勝トーナメントへの切符を手に入れられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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