『アナ雪』に『美女と野獣』も!冬にぴったりなディズニー作品が金曜ロードショーで3週連続放送

金曜ロードショーにて、ウィンターシーズンにぴったりな、冬にまつわるディズニー作品が3週連続で放送されることとなった。


【写真を見る】エルサを追って雪山に向かうアナ(『アナと雪の女王』) / [c]2024 Disney
放送1本目となる11月29日(金)には、日本公開10周年となる『アナと雪の女王』(14)が登場。当時のディズニーアニメーション史上最高のヒットとなった作品で、アカデミー賞では長編アニメ映画賞と歌曲賞をW受賞、東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」にもエリアができるなど、日本でも未だにその人気が衰えることのない傑作だ。

主人公は王家の姉妹、エルサとアナ。触れたものすべてを凍らせてしまう“禁断の力”を隠し続けてきた姉エルサは、その力を制御できずに王国を冬にしてしまう。雪や氷から王国を、そして大切な姉を取り戻すために、妹アナは山男のクリストフとトナカイのスヴェン、“心温かい雪だるま”のオラフとともに、エルサを追って雪山に向かおうとする。エルサ役の松たか子、アナ役の神田沙也加が歌い上げる大ヒット曲「雪だるまつくろう」、「レット・イット・ゴー~ありのままで~」にも改めて聞き入ってほしい。


不思議な“歌声”に導かれるエルサ(『アナと雪の女王2』) / [c]2024 Disney
さらに、続く12月6日(金)は続編『アナと雪の女王2』(19)をラインナップ。真実の愛によって姉妹の絆を取り戻したエルサとアナ。3年の歳月が過ぎ、アレンデール王国の女王となったエルサは、アナ、クリストフ、そしてオラフとともに幸せな日々を過ごしていた。そんな時、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、姉妹はアレンデール王国を離れて未知なる世界へ。それは、エルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす、驚くべき旅の始まりだった。


家族で過ごしたクリスマスの思い出がないエルサとアナのためにオラフが奮闘する(『アナと雪の女王/家族の思い出』) / [c]2024 Disney
3週目となる12月13日(金)には、クリスマスを題材にした2本が放送予定となっている。1本目は『リメンバー・ミー』(18)との同時上映で公開された短編『アナと雪の女王/家族の思い出』(18)。クリスマスのお祝いは家族で…という伝統があるアレンデール王国。しかし、アナとエルサは幼い頃離れていたため、家族で過ごしたクリスマスの思い出がない。寂しそうなアナとエルサを見かねたオラフは、2人のためにクリスマスの家族の過ごし方を調べるため町中の家を訪ねることに。たくさんの楽しそうな「クリスマスの家族の伝統」をお土産に集め、姉妹のもとへ帰ろうとするが、オラフたちに思いがけないトラブルがふりかかる。


野獣のためにあるプレゼントを用意するベル(『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』) / [c]2024 Disney
もう1本は名作『美女と野獣』(91)に連なる『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』(97)。森の古城に、父の身がわりとして自ら囚われの身となった美しい娘ベルは、雪に閉ざされた寂しい城でのクリスマスを、ろうそく立てのルミエールやポット夫人とチップ母子などみんなで楽しく祝おうと思いつく。少しずつ心が通い始めた野獣のために、ベルが心をこめて用意したのはあるプレゼント。ところが、孤独な野獣の心に巧みに取り入ったパイプオルガンのフォルテは自分の権力を保つために、じゃま者のベルを陥れようとひそかな計画を企てていた。

『アナと雪の女王』と『アナと雪の女王2』は本編ノーカット、『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』は地上波初放送となる。ディズニーの名作を観ながら冬の気分にじっくり浸ってほしい。

文/平尾嘉浩