日本サッカー協会は11月7日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選に臨む日本代表のメンバーを発表。古橋亨梧(セルティック)が昨年11月以来の復帰を果たした。
来年1月に30歳の誕生日を迎える古橋は、スコットランドリーグで得点を重ねるも、日本代表では立場を確立できず。セルティックのチームメイト、前田大然と旗手怜央が招集されるのを横目に、1年もの間、森保ジャパンから遠ざかっていた。
それだけに今回のカムバックは話題となるなか、スコットランド紙『THE SCOTTISH Sun』も大々的に報道。「セルティックの英雄、キョウゴ・フルハシの1年以上に渡る日本代表待望論にようやく終止符」と見出しを打ち、次のように伝えている。
「(前田と旗手を合わせた)3人は絶好調で、火曜日の夜、チャンピオンズリーグでRBライプツィヒを3-1で下した試合で、見事なコンビネーションを見せた。そしてフェイエノールトの注目株、アヤセ・ウエダ(上田綺世)が負傷で離脱している今、得点した昨年10月のチュニジア戦以来となるキョウゴの復帰は当然だ。
ブレンダン・ロジャーズ監督は3人の無事の帰還を祈っているだろう。特にキョウゴだ。セルティックには代わりがいない。全コンペティションで15試合に出場して6ゴールしか挙げていないとはいえ、彼がどれほどの脅威であるかは疑う余地がない」
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日本代表を率いる森保一監督は、メンバー発表会見で「私が言うまでもなく、彼はヨーロッパで結果を残している。チームを勝たせる存在感のあるプレーをしている。怪我の上田の代わりと考えられるかもしれないが、全く代わりというわけではなく、個々の選手を見ていくなかで選ぶべき選手だということで選ばせていただいた」と語った。
セルティック加入4年で、148試合79ゴールを記録している29歳の点取り屋は、期待に応える活躍を見せられるか。21戦5発と物足りない代表での数字を伸ばしたいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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