「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2024 授賞式が7日に都内で行われ、本年度のベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2024に選ばれた女優・タレントの岡田結実、俳優の高杉真宙、特別賞を受賞したTHE ALFEE(高見沢俊彦、坂崎幸之助、桜井賢)が登壇した。

日本歯科医師会では、国民の歯とお口の健康を守る「8020運動」(80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動)の推進と、歯科医療への正しい理解と促進を図るため「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」を2018年より開始。その中の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」では、もっとも笑顔が輝いている各界の文化人・著名人を表彰する。

岡田は「うれしいと同時に恥ずかしいです。歯を見せて笑うことは普段から意識していますが、今日、こんなにもたくさんの方から注目されていると思うと、こうやってしゃべりたくなる」と口元を隠して照れ笑い。

高杉は「笑顔で救われたこともあったので、これからも笑顔を意識していきたいと思います」と意気込む。また、今年のベストスマイルを問われると、「友人が少ないんですけど、初めて中学の頃から仲がいい友人の結婚式に呼んでいただいてうれしかったので、その時はベストスマイルだったと思います」と振り返る。

互いに笑顔を見つめ合い、その印象を伝える恒例企画も行われ、高杉は岡田について「花が咲くような笑顔。照れちゃって全然目を見られませんでした」とはにかんだ。

岡田は「お顔が芸能界一小っちゃい。その中にこの綺麗な笑顔が収まっていて、並ぶのが嫌なぐらい素敵な笑顔でした」と絶賛した。

デビュー50周年のTHE ALFEEは、長きにわたってベストスマイルで活躍していることを称えられての受賞となった。桜井は「大変に光栄でございます。ご覧の通りベストスマイルとはかけ離れたルックスをしており、一生こういうものはもらえないと思っていましたので、バンドでよかったなと思っております」と喜びのコメント。坂崎は「僕は逆に生まれながらにして“笑い顔”と言われていました」と目じりを下げる。高見沢は「古希を迎えておりますが、まだ全部自分の歯でございます。歯の健康をこれからも守って、スマイルで頑張っていきたい」と力を込めた。

50周年を迎えた思いを尋ねられると、高校から一緒にいるという3人は「時間が経っている感じがしない。学生のまんま」と楽しそうに顔を見合わせる。一方で、現在69歳の桜井は「この二人が70歳なんですよ」と若さをアピールするが、坂崎と高見沢は「あなたは1月で70歳ですよ。早生まれなんですよ」「69も70も一緒だよ」「顔はお前の方がずっと老けてる」と猛抗議。まるで学生のようなノリの言い合いで会場の笑いをさらった。

取材・文/錦怜那