元韓国ガールズグループ「LABOUM」のユルヒが、元夫で韓国ボーイズバンド「FTISLAND」のチェ・ミンファンを相手取り、養育権訴訟をすることになったきっかけが明かされた中、ユルヒ側の弁護士が今回の訴訟に関する立場を明らかにした。

 ユルヒの訴訟案件を引き受けた法律代理人であるヤン・ソヨン弁護士は、最近自身のYouTubeチャンネルのコミュニティを通じて、長文の立場文を掲載した。

 ヤン弁護士は、「元『LABOUM』のユルヒさんが、元夫チェ・ミンファン氏を相手に、親権と養育権変更および慰謝料・財産分与請求に対する調整申請を申し立てた」とし、「今回の訴訟は『子どもたちをまた胸に抱きしめ、育てたい』というユルヒさんの切実な願いによって、苦心の末に提起された訴訟だ」と、今回の訴訟の趣旨を明らかにした。

 そうして、「子どもたちと早く一緒に過ごせるように『臨時養育者(日本でいう監護者)指定および養育費支給に関する事前処分』申請も、同時におこなう」とも知らせた。

 ヤン弁護士は、「それまでユルヒさんは、養育権を放棄したとネット上であらゆる非難を受け、一挙手一投足が記事により歪曲され、本人と子どもたちの傷は大きい。特に、既存の悪意的な投稿やコメントが残ることになれば、その傷はより深くなるだろう」とし、「これにより、それまでの悪意的な投稿を掲載したり、コメントをつけた方々はすみやかに削除し謝罪するのなら、あえて法的対応をせずに善処するが、悪意的な投稿、悪意的コメントを残しておいたり、今後作成するなどした場合には、損害賠償請求など民・刑事上の法的措置を取って厳正に対応することをお知らせする」とも予告した。

 だが、「残念なのはユルヒさんが、離婚前に法律相談を少しでも受けていたら、財産分与慰謝料請求もできるので、その金額であれば子どもたちと住む家を用意することができる状況だったが、本人がそのような権利があるということを認識できていなかったようだ」とし、「1番の養育権者が指定されると変更が難しい」との考えを見せた。

 また、「子どもたちがその状況(現在の養育状況)に適応してしまっていると、裁判所が慎重にならざるを得ない」と謙遜しながらも、「また養育権者が経済力が不足な専業主婦であることは関係ない。子どもたちを育てるお金は入るしかないので、非育児者から養育費を受け取り、主養育者になることができる」とした。

 先立って、ユルヒはミンファンと2017年の熱愛説が知られた翌年、妊娠および婚姻届提出のニュースを伝えた。2018年5月に最初の息子をもうけ、2020年2月には双子の娘を出産したが、昨年12月に離婚した。