「感謝の気持ちでいっぱいです」ベガルタ遠藤康が18年間のプロ生活に幕。PO進出かかる最終節に向け「勝つためにみんなでがんばりましょう」

 ベガルタ仙台は11月8日、遠藤康が2024シーズン限りで現役を引退することを発表した。クラブの公式Xでは「鹿島アントラーズで様々なタイトルを獲得し、地元 宮城・仙台のクラブへ。仲間や地域の子どもたちに、これまでの経験や想いを数えきれないほど、ピッチ内外で還元してくれました。18年間お疲れさまでした」と発信した。

 遠藤は2007年に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタート。同クラブで15シーズンにわたって活躍し、2022年シーズンに仙台に新天地を求めた。J1では通算304試合46得点、J2では通算48試合6得点を記録する(11月8日時点)。

 36歳のレフティはクラブの公式サイトを通じて「チームがプレーオフに向けて戦っている最中でのお知らせとなりますが、今シーズンを持ちまして、現役を引退することを決断いたしました」とコメント。「ここまで支えてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」と伝えている。
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 決断の理由などは「リーグ最終戦後のセレモニーにて直接お話できればと思います」とし、「まずは、今週末の試合に勝つためにみんなでがんばりましょう」と奮起した。

 最終節は10日に行なわれ、ユアテックスタジアム仙台で大分トリニータと対戦する。現在勝点61の7位。プレーオフ進出に向け、負けられない一戦だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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