11月7日(現地時間)、アメリカの大統領選挙後に移住関連の検索が急増したことを受けて、オンラインカジノの情報サイト「Casino.org」が4000人のアメリカ人を対象に行った「大統領選挙後に移住するか否か、移住するならどこか」に関する調査結果を公表しました。

Where Americans are Relocating after 2024 Election Results – Survey

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調査結果の概要は以下となります。

・(大統領選挙の結果が望んだものでない場合)アメリカ人のおよそ5人に1人が移住を検討

・移住先候補の1位はカナダ、2位はイギリス、3位は日本

・移住先候補の上位10か国のうち6か国がヨーロッパ

・移住理由の1位は文化、2位は雇用機会、3位は医療

移住先候補として回答者の20%が選んだのがカナダ。

大統領選挙後、「アメリカ人としてカナダに移住」という言葉での検索は200%も急上昇したとのこと。同じ英語圏、アメリカと隣接している国、文化的に近いという理由から1位になるのも当然と言えば当然です。

言語が違う、距離も離れている、文化的にも異なると1位のカナダと真逆なのに3位にランクインした日本。

アメリカ人学生の18%が留学先に日本を選ぶといいます。日本関連の検索結果は過去5年間で100%増加。アメリカ人の旅行先として急成長しているのも日本です。移住先候補に日本を選んだ人の理由として「文化」をあげた人が一番多かったそうです。

しかし、母国語が英語の人が日本語を習得するには2200時間もの学習が必要とされることから、日本を移住先候補としない理由の1位は言語でした。

回答者の59%は実際に海外に移住する可能性は低いと考えているとのこと。ビザ、引っ越し費用、異なる環境に対する適応力などを現実的に考慮すると、より良い環境を求めて移住するよりも、今現在の環境をどうにかしようとする傾向が強いようです。

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※画像とソース:

https://www.casino.org/blog/american-relocation-post-election/

(執筆者: 6PAC)