ドウェイン・ジョンソンが「ジュマンジ」シリーズのジェイク・カスダン監督と再タッグを組み、クリス・エヴァンスやJ.K.シモンズ、ルーシー・リュー、キーナン・シプカら豪華キャストが集結した『レッド・ワン』(公開中)。本作の公開を記念して11月7日、「世界一マッチョなクリスマスツリー点灯式イベント」が都内で開催。ジョンソンの吹替え声優を務めた楠大典と、ゆうちゃみ、マジカルラブリーの野田クリスタル、鬼越トマホーク(金ちゃん・良ちゃん)が登壇した。
クリスマス・イブの前夜、コードネーム“レッド・ワン”ことサンタクロースが誘拐される事件が発生。クリスマスを取り戻すため、心優しいサンタクロース護衛隊長のカラム(ジョンソン)は、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(エヴァンス)と手を組み、サンタ救出に向けて世界中を飛び回ることに。しかし彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた…。
ドウェイン・ジョンソンの吹替えを担当する楠大典
これまで数多くの作品でジョンソンの吹替えを担当してきた楠は「この作品はファンタジー的なクリスマスの要素と、マッチョなドウェイン・ジョンソンの“混ぜるな危険”のような組み合わせがどうなるんだろうと思った。ドウェインはコメディやファンタジーにたくさん出演されているが、今回は意外なキャラクターだった」と明かし、本作の見どころについて「やっぱりムキムキのマッチョなサンタ。そして“サンタさんってすごいんだな”と思える。親子で楽しめる作品だし、特に親御さんに観ていただきたい」とアピール。
一方、ゆうちゃみもムキムキのサンタクロース=“レッド・ワン”について「全部が新しくて最高です!サンタさんって大きくて柔らかくて優しいイメージだったんですけど、マッチョサンタって意外な一面が多すぎて、ほんまに実在してほしい!」と興奮気味にコメント。「サンタさんの概念も変わると思うし、新しくクリスマスを好きになる人が増えると思います!」と呼びかけた。
ゆうちゃみはトナカイのカチューシャ姿で登場!
その後、どちらが“レッド・ワン”にふさわしいかを決める対決をするべく、鬼越トマホークの2人と野田がタンクトップ姿で登場。「パワー」「ユーモア」、そして「届けたい気持ち」をテーマにした3本勝負で、サンタ袋を抱えて空気椅子に挑んだり、それぞれが体験した苦いクリスマスのエピソードを語ったり、足つぼシートに悶絶したりと大熱戦を展開。
判定の時間に移ると楠もゆうちゃみも「野田クリスタル」の札を掲げ、勝者は野田に決定。決め手について訊かれた楠は「胸筋ですね」と即答。袖を引きちぎったサンタクロース衣装で再登場した野田は、鍛え抜かれた筋肉をさらけだして会場を大いに沸かせていた。
【写真を見る】どっちが“レッド・ワン”にふさわしい!?鬼越トマホークの金ちゃんと野田クリスタルが真剣勝負
イベントの終盤には登壇者全員で『レッド・ワン』仕様のクリスマスツリーを点灯。赤いライトに輝いたツリーで華やかに彩られ、会場全体が一気にクリスマスムードに。そして最後にマイクを取った楠は「クリスマス映画はたくさんあると思うのですが、大人になるにつれて無くしたものを思い出して感動する、それに気付けるいい映画になっています。ぜひクリスマス前にこの映画を観て、クリスマスを迎えてほしいです」と締めくくった。
文/久保田 和馬