袋麺のおいしい食べ方といえば、お湯を減らして味を濃くしたり、麺を好みの硬さに茹でたり、具材をトッピングしたりするのが定番だが、“油”をちょい足しするとグッとおいしくなる?

5日放送の『あさイチ』(NHK)の袋麺特集で、「Ramen Break Beats」店主の柳瀬拓郎さんが教える「香味油」がすごくおいしかった。

 
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■香味油の材料

・サラダ油 300ml
・ねぎ 40g
・しょうが 15g

1回では使い切れないほど量が多いので、作りやすい分量に調整しよう。後述するが、香味油は普段の料理でも使えるのでまとめて作っておいてもよいだろう。

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■香味油の作り方

ねぎは縦に切ってからざく切りに、しょうがは皮付きのまま薄切りにする。

フライパンや鍋にサラダ油、ねぎ、しょうがを入れて中火で5分加熱。ねぎが茶色になったら「香味油」の完成だ。

ねぎの香りが食欲をそそる。あとは袋麺を普通に作り、最後の仕上げで香味油を好みの量かけよう。

番組では商品名は不明のおそらく塩ラーメンに使っていたが、今回は「マルちゃん正麺」の醤油味にかけてみる。

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■香りが全然違う

そのまま食べても本格的なマルちゃん正麺が、香味油が加わることでさらに香り豊かになり、より満足感がある味わいに。香りが良くなるだけでいつもよりおいしい。たった5分手間をかけるだけでこのおいしさだったら、これからもやりたくなる。

ねぎ油で食べる醤油ラーメンは、2022年3月放送の『ラヴィット!』(TBS系)で飯田商店の飯田将太さんもおすすめしていた食べ方だ。こちらも作り方は手軽なので、自宅で少しでも本格的な味わいが楽しみたいときはぜひやってみてほしい。

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■余った油はチャーハンでも大活躍

辛いものが好きな人は、アツアツの香味油を一味と合わせると自家製「ラー油」のできあがりだ。

また、ラーメンだけだと消費が難しい場合は、チャーハンの最後に油を具材ごと油を一回しすれば、香り豊かなチャーハンが作れる。

香味油は冷蔵庫で3ヶ月ほどもつので、ラーメン好きはぜひやってみてほしい。

(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一