ケイト・モスは10代の頃、胸のホクロを気にしていたことから、トップレスでの写真撮影が大嫌いだったそうだ。

14歳で見いだされ、ザ・フェイス誌に掲載された有名写真家コリン・デイ撮影の半裸の写真で一躍有名になったケイトが、カメラの前で裸になることに涙を流した辛い思い出を語っている。

ベラ・フロイトのポッドキャスト番組「ファッション・ニューロシス」に出演したケイトは、こう説明している。

「とても若い時に仕事を始めたの。上半身裸の写真を撮るようになって、すごく意識したわ。右胸にほくろがあって、泣くほど嫌だったの。絶対に見せたくなかったから」
「トップレスになりたくなかった。フォトグラファーが『こうしないと、次の仕事には呼ばない』って言うから、それを乗り越えなきゃいけなかった。私のほくろなんて、誰も気にしてないんだってね」
「モデルとして自意識過剰になることはないと思う。なぜなら、誰かの想像の器になるとき、自分の体は自分のものではないから」

そして、その写真家がデイなのかと尋ねられると、ケイトはこう答えている。

「そうよ。私は15歳で、雑誌にトップレスで載ったわ。そして私はまだ学生だった。幸運なことに、ザ・フェイスは(地元)クロイドンでは売られていなかったから、本当に見た人はいなかったと思う。でも噂は耳にしていたのね」
「弟は『お前の姉ちゃんは胸を出した』と言ってからかわれたわ。彼は私よりも苦しんだと思う」