画像はAIで生成したイメージ
櫻坂46のファンが、韓国の音楽フェスで現地の人に集団暴行を加えたと、韓国のニュースサイト『ウィキツリー』が報じた。
11月8~10日、ソウル近郊のコヤン市でJ-POPフェスティバル『WONDERLIVET 2024』が開催され、櫻坂も出演。櫻坂のステージを見ようと最前列に陣取っていたファンたちが、現地メディアの記者らに集団で暴行を加えたという。
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被害者の1人は『ウィキツリー』の記者・K氏で、記事にはその様子が克明に記されている。
櫻坂のオタクは、グループの出番が始まるや、記者を「邪魔だ」と言わんばかりに引き剥がす“実力行使”に出た。
このとき、「韓国人が1番前にいてはいけない」と差別発言も吐き、大声で怒鳴りつけ、K氏の眼鏡と携帯電話を奪って投げ捨てたこともつづられている。
最前列のファンたちは、他の韓国人の客からも抗議を受けたが無視。フェンスにしがみついてその場を頑として譲らず、K氏がスタッフを呼びに行ったところ、どこかへ逃げてしまったそうだ。
しかし、スタッフを呼びに行っている間に、K氏のいた場所は別の櫻坂ファンが占領。また、被害者はK氏だけではなく、他の複数の韓国人も暴行を受けたと明かしている。
記事には指を擦り剥いて軽く出血した様子や、胸ぐらを掴まれたのか、シャツの襟がヨレた画像も証拠として掲載されている。
同イベントの会場管理を請け負った業者は、監視や保安のスタッフが足りていなかったことを認めた上で、このような暴徒が出ることは想定していなかったと答えた。
関係者によると、このような問題行動を起こした日本人の観客は、30人にも及んだという。
同記事は11月15日時点で約25万ビューを記録し、困惑や同情、櫻坂ファンへの非難などさまざまなコメントが寄せられている。
証拠映像がインスタグラムに投稿され…
騒動を告発したのは、現地のメディアだけではない。
実際に被害を受けた観客も、証拠となる画像や映像をSNSにアップしている。
11月12日、暴行現場となった最前列付近にいた韓国のファンが、Xへ《桜坂46の一部の過激派ファンが、『韓国人暴行事件』を私が目撃し、大変なことです。広範囲に広めてくださいよ! 来年はこのようなことがないようにお願いします》と投稿し、自身のインスタグラムのリンクを添えた。
インスタグラムを見ると、K氏と思しき人物が櫻坂ファンに囲まれ、何かを言われている様子が映っている。
投稿文には、《男4人で記者の胸ぐらを掴んで眼鏡をかけて投げたり、プレス確認証を取ったりして》《隣にいた女性の方は耳に当たって血が出たと言っていました。私はアイドルを見るためにコンサートに行ったことがなくてこんな文化があるとは知りませんでした》など、悲痛な内容がつづられている。
「櫻坂ファンはアイドル界きっての熱量の高さで知られ、会場外での音漏れ参戦、渋谷TSUTAYAでの出待ちストーカー行為、女性ファンへの性加害など、問題行動も起こしている。元『NGT48』山口真帆の暴行事件で明らかになったが、『最前管理』など組織化されたファン集団の上層部は、一部メディアと繋がってメンバーのつきまといや情報の売買もしています。しかし、これらを改善・反省するような姿勢はまったくなく、運営も注意喚起をしないため野放しになっています」(アイドルライター)
昨年、韓国のDJ SODAが日本でのライブ中に胸を触られた騒動は、韓国メディアでも痴漢事件だとして大きく報じられ、日本人全体のモラルを問う声もあがった。
非常識ファンのせいで、日韓関係にヒビが入ったらどうするつもりなのか。問題を起こした櫻坂ファンにはぜひとも反省してもらいたい。