石岡真衣(C)週刊実話Web

今年6月、事務所を移籍して心機一転を図っている石岡真衣。グラビア以外にも活躍の場を広げ、「自分の中での限界を超えたい」と意欲満々だ。

そんな彼女が、2年前に卒業した恵比寿マスカッツでの裏話など、限界突破のエピソードが炸裂する!?

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――事務所を移籍されて、「新たにこういうことをやりたい」など、抱負のようなものはありますか?

石岡「今までの事務所は、どちらかというとライブなどもやるアイドル系だったんです。今の事務所はがっつりグラビアアイドルの方が多くて、私もグラビアを中心に舞台やバラエティーにも力を入れてやっていきたいと思っています」

――目標とするところは?

石岡「自分の中にある限界を超えたい、つまり“限界突破”が目標ですね」

――それは期待が膨らむお言葉。すべてをさらけ出しちゃう、みたいな!?

石岡「『ヌードになる』とか、そういうことではないですよ(笑)。実は私、グラビアを3年間ほど休んでいた時期があるんです。その間に環境というか、ハヤりのようなものが大きく変わっていて、とても驚いたんですね。たとえばニップレス。以前は丸型で無機質なペールオレンジだったのが、今はお花とかキャラクターっぽいのになっています。そういう意味では露出部分が多くなっているので、私も負けてられないなって思うんです。なので、気持ちの面で限界を作らずに突破していきたいですね」

――最近のイメージDVDは艶系ビデオ顔負けの演出もあります。

石岡「そう!! ビックリですよね。そういう流れに乗るというわけじゃなく、私なりの『大胆』や『セクシー』に挑戦していきたいです。今度、久しぶりにDVDの撮影に行く予定なので、楽しみにしてください♪ それと、バラエティーで言えばYouTubeの『けいちょんチャンネル』(極楽とんぼの山本圭壱MC)という番組に出ています。恵比寿マスカッツの卒業生で構成するユニット“完熟マスカッツ”とコラボした番組なんですよ」

――どんなメンバーがいるのでしょう?

石岡「女優さんはレジェンドばっかりです。みひろさん、蒼井そらさん、里美ゆりあさんなど、まさに完熟してます(笑)。このメンバーで、10月には山形のロックフェスにも出させていただき、湘南乃風さんや氣志團さんらと共演させていただきました」

マスカッツの楽屋はブランド品の展示場

石岡真衣(C)週刊実話Web

恵比寿マスカッツは2008年放送開始の『おねがい!マスカット』(テレビ東京)で結成された主にセクシー女優とグラビアアイドルで構成されるユニット。何度も代替わりしているが、石岡は15年当時、5000人を超えるオーディションを経てメンバー入りを果たした。

――その恵比寿マスカッツですが、2年前に卒業されてます。

石岡「実は私、学生の頃から深夜番組が大好きで、デビューしたときの目標の一つが『深夜番組への出演』だったんです。なので、メンバーに加われたことは本当に嬉しかったです。共演者は明日花キララさん、市川まさみさん、川上奈々美さん、小島みなみさん、三上悠亜さんなど錚々たる顔ぶれ。最初はもう、『あ、こじみなだ、明日花キララだ!』って自分の中でミーハー気分というか、雲の上のような存在でした」

――メンバーの中ではどういうポジションだったんでしょう?

石岡「貧乏なグラドルと第一線の女優さんなので、違いは明白ですよね。みなさん私服が華やかで、ブランド品も最新の物を持っているんです。楽屋には発表されたばかりの同じバッグが並んでいて、誰のものか分からなくなるくらい。私はお店や街でなく、楽屋でトレンドを知る感じでした(笑)。中には『もういらないから』って素敵な服やバッグをいただいたりもしました。ただ、最初の収録後にみんなで銭湯に行って裸の付き合いをしたら、一気に打ち解けたんです。ボディーケアの方法など、色々と教えてもらい、キレイな体のヒミツがよ〜く分かりました。ある日の番組企画では、自分の貯金残高を見せることになったんです。初めは拒んだんですけど、最終的に公開したときの金額は10万円以下。みんなに引かれました。ただ、番組出演当初は家賃4万8000円のアパート暮らしだったのが、マスカッツに入ってからは7万5000円のマンションになりました。それもこれも恵比寿マスカッツのおかげ。オートロックも付いたんですよ♪」

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グラドルでの活動年齢も限界突破!

――それにしても、随分と艶系女優さんに詳しかったんですね。

石岡「可愛い子が好きなので、チェックは怠りなかったです(笑)。元々は中学2年の頃、深夜番組で見た小倉優子さんに一目ぼれして、翌日には写真集を手に入れていたくらいのアイドル好き。以来、ずーっとゆうこりんの追っかけをしています。初めて行った名古屋でのイベント後、出待ちをしていたら生まれて初めて『オタク』を見たんです。おじさんたちがゆうこりんに向かって『ばいにゃん』とか言ってるのを見て衝撃を受けました。男性をそこまで魅了してしまうゆうこりんってすごいなと。つい最近もイベントに行ってきたんですよ。めっちゃ可愛かったです♪」

――それで自分もアイドルを目指そうと?

石岡「原体験的にはあるかもしれないですね」

――さて、年齢的な面で言えばグラドルとしての「限界」についてどう考えていますか?

石岡「艶系女優さんの頑張りを見ていて思うのは、自分から限界を作ってはいけないなと思うんです。なので、やれるところまでやりたい、という感じですね。仮に結婚することがあっても、相手の方が『仕事をしている君が輝いてるよ』と言ってくれたら続けたい」

――結婚願望は?

石岡「とんでもなくあります!(笑)。ちなみに、演出家のマッコイ斎藤さん(恵比寿マスカッツをプロデュース)が私のことを『(息子が)嫁に連れてきたら両親が一番喜ぶタイプ』と言ってくれたんです。派手な感じがなく、良妻賢母っぽく見えるらしいです。家事はあんまりできないけど、いかがですか?(笑)」

「週刊実話」11月28日号より

石岡真衣(いしおか・まい)
1990年8月7日生まれ。愛知県豊田市出身。T155、B80・W59・H87センチ。X(旧ツイッター):@maiishioka