レアル・ソシエダの久保建英は、ラ・リーガ前節で古巣のバルセロナを相手にMVPに輝く見事なパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いた。
インパクトが大きくなっていくほど、去就をめぐる報道も増えていく。スペインでは、リバプール、トッテナム、バイエルンといった強豪が、日本代表アタッカーを注視していると報じられた。
これを受け、『Sports Illustrated』は11月14日、「夏にモハメド・サラーが退団した場合に穴を埋められる選択肢のひとつとして変わらず注視」と伝えている。
「23歳のラ・リーガにおける影響力は増しており、得点とアシストを積み重ね、そのクオリティに合う可能性のあるクラブから注目されている」
同メディアは「リバプールは簡単にクボを獲得できないだろう。2029年までの契約を結ぶ彼を手にするには、6000万ユーロ(約102億円)の解除金を支払わなければいけないかもしれない」と続けた。
「リバプールはサラー、フィルジル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドが他クラブと話し合いを始められるようになる前の契約延長を目指すだけに、今後数週間によるところが大きいだろう。もしもサラーと合意に至らなければ、クボが代役候補のリストに載るかもしれないのは疑いない」
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一方、『TheHardTackle.com』は、トッテナムが興味を寄せていることについて、「23歳のウインガーは右サイドでも中央でもこなせる」と報じた。
「創造力、技術力、予測不能性をもたらすだろう。今季はクルセフスキが中央の役割を担うようになったので、トッテナムが右サイドで左利きのウインガーを使えるのは確かだ。日本代表はその役割に理想的にフィットするだろう」
同メディアは「トッテナムに要求される6000万ユーロを支払う気があるかどうか、興味深い。クボは欧州で広く評価されており、未来は明るい。適切な指導の下ならプレミアリーグでトップクラスのアタッカーに成長するかもしれない」と続けている。
「6000万ユーロは高級に思えるかもしれないが、若きスターにはイングランドサッカーに適応し、キープレーヤーとなるための肉体的・技術的な資質がある。長期的に投資が正解となるかもしれない」
高額な移籍金に見合うだけのポテンシャルを秘めていると評価をさらに高めている久保。メガクラブからも熱い視線を注がれる日本代表の今後が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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