旬の時期においしいたけのこですが、食卓に並ぶ機会が増えると食べ過ぎてしまわないか心配になることもありますよね。メディカルドック監修管理栄養士が、たけのこを過剰に摂取してしまった場合に現れる腹痛や下痢、尿路結石のリスクについて詳しくお伝えします。
※この記事はメディカルドックにて『「たけのこ」は”高血圧に効果”ある?白い粉の正体と食べ過ぎのリスクも管理栄養士が解説』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
鈴木 友美(管理栄養士)
健診センターでの特定保健指導・栄養相談の経験を生かして、より多くの方々の健康をサポートできるように知識を深めています。
たけのことは?

たけのこは竹の地下茎から芽を出した若芽で、春の代表的な味覚です。漢字で「筍」と書くのは、約10日(一旬)で竹へと急成長することに由来します。市場の主流は「孟宗竹」で、3月頃から収穫が本格化します。
たけのこを食べ過ぎて現れる症状

腹痛や下痢など
不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、過剰に摂取すると腸を刺激し、腹痛や下痢などの不調を引き起こす場合があります。
便秘
不溶性食物繊維は便のかさを増やし、腸を刺激して排便を促す働きがあります。しかし、不溶性食物繊維を多くとり、水溶性食物繊維の摂取が極端に少なかったり、水分を飲む量が不足すると便が硬くなりやすく、便秘につながることがあります。
尿路結石のリスクが高くなる
たけのこにはシュウ酸が含まれています。シュウ酸を多く含む食品を大量に摂取すると、体質や食生活の状況によっては尿路結石のリスクに影響する可能性があります。特に、水分摂取量が少ない場合やカルシウム摂取不足、動物性たんぱく質やアルコールの過剰摂取なども結石のリスク要因とされています。たけのこは茹でこぼしなどの下処理によってシュウ酸の一部を減らすことができます。
「たけのこの効果」についてよくある質問

ここまでたけのこについて紹介しました。ここでは「たけのこの効果」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
たけのこを食べ続けるとどんな効果が得られますか?
鈴木 友美
たけのこを適量で継続的に取り入れることで、食物繊維やカリウムの補給につながります。不溶性食物繊維は便のかさを増やして排便をサポートし、カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を助ける働きがあります。ただし、theseの作用はたけのこに限った特別な効果ではなく、あくまで含まれる栄養素の一般的な働きによるものです。
まとめ
たけのこは春が旬の食材で、カリウムや食物繊維、葉酸などを含んでいます。不溶性食物繊維による便通のサポートや、カリウムによる体内の塩分バランスを整える働きなどが期待できますが、特定の食品だけで大きな健康効果が得られるわけではありません。ビタミンB群も含まれていますが含有量は多くないため、さまざまな食品と組み合わせてバランスよく摂ることが大切です。一方で、食物繊維の摂り過ぎによる腹痛や下痢、水分不足と重なった場合の便秘、体質によってはシュウ酸による尿路結石リスクなどに注意が必要です。保存は下処理後に水に浸して冷蔵で3〜5日、冷凍で約1か月が目安です。旬の味覚として適量を楽しみながら、日々の食事全体のバランスを意識して取り入れましょう。
「たけのこ」と関連する病気
「たけのこ」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の詳細などはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
泌器科の病気
尿路結石消化器系の病気
過敏性腸症候群(IBS)
循環器系の病気
高血圧「たけのこ」と関連する症状
「たけのこ」と関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状の原因などはリンクから詳細記事をご覧ください。
たけのこに関連する症状
腹痛下痢
便秘むくみ
参考文献
これからが旬!たけのこで「春」を感じよう:農林水産省
タケノコ(筍)|とれたて大百科|食や農を学ぶ|JAグループ
野菜類/たけのこ/若茎/生 – 01.一般成分表-無機質-ビタミン類
- 旬の「たけのこ」は何の”栄養”が高くなる?白い粉の正体や注意点も管理栄養士が解説!
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