英国王室の古いルールに縛られることなく、自らの考えに基づいた堅実なワードローブを披露してくれるキャサリン妃。ロイヤルメンバーを代表する新世代のファッションリーダーの彼女が滅多に選ばない色を取り入れた装いが話題を呼んでいる。
キャサリン妃が着たドレスは検索数が急上昇!
2004年にウィリアム王子の恋人として脚光を浴びて以来、キャサリン妃は世界中が注目するファッションアイコンとなった。それから20年が経った今でも、その効果は絶大で、キャサリン妃の御用達ブランドを身につけることで彼女の完璧なスタイルを真似る王室ファンも多い。
さらにキャサリン妃は王室メンバーには珍しく、お気に入りのアイテムを何年にも渡って着回していて、その堅実さも人気の理由だ。おしゃれでスマート、そしてリアリティのある着こなしは、いまだにニュースの見出しを独占。先週もフィリップ殿下の追悼式典で「アレッサンドラ・リッチ」の水玉のドレスを着用して現れ、その結果、“水玉柄のドレス”をインターネットの検索ワードの上位に押し上げた。
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人ごみの中でも目立つ、明るい色が基本
そんなキャサリン妃が自らに課している着こなしのルールがある。それは午後6時まではダイヤモンドのジュエリーは身につけない。そして女王陛下と席を共にするときは、ウエッジヒールは履かないというもの。かつてはウエッジヒールを愛用していたがエリザベス女王がそのデザインを好まないと知り、一切、女王の前では履かなくなったと言われている。他にも英国王室で伝統的に継承されている服装のルールはいくつもあるが、その一つが明るい色の服を選ぶということ。女王はピンクやブルー、オレンジといった目立つ色の服を着ることが多いが、その理由は人ごみの中でも存在が見つけやすいからだそう。キャサリン妃も女王と同様に明るい色を好む傾向があり、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクなどさまざまなブライトカラーを身にまとい、その都度話題を集めてきた。
ところが彼女がこれまで滅多に選ばなかった色がある。それがオレンジだ。他のブライトカラーは好んで身につけているのに、オレンジの服はほとんど選んだことがないのだから、何か避けている理由があるのかもしれない。しかし、そのルールに異変が!3月末のカリブ海諸国訪問で、ジャマイカのホルネス首相と会談した際に、キャサリン妃は「アレキサンダー・マックイーン」の白のスーツにオレンジ色のブラウスと同色のバッグをコーディネート。ついに避けてきた色に挑戦した。これからも再びオレンジを主役にしたコーディネートで登場する日は来るのだろうか?