エリザベス女王が拠点とするウィンザー城のそばに引っ越しを計画中のウィリアム王子とキャサリン妃。それに伴い、今年9月から、ジョージ王子が進学する新しい学校の選定に余念がない。このほど、ケンブリッジ夫妻が最も気に入っていると言われるボーディング・スクールに、ジョージ王子が体験入学をしたとのニュースが飛び込んできた。
王室御用達ではない学校を選んだケンブリッジ夫妻
ウィンザー城で公務を続ける高齢の祖母、エリザベス女王を気遣い、近くへの引っ越しの準備を進めているウィリアム王子とキャサリン妃。その引っ越しに向けた最初のステップとして、ジョージ王子をウィンザー近郊の新しい学校に体験入学させた、と『デイリーエクスプレス』紙が報じた。今年で9歳になるジョージ王子は新しい学校を訪れ、体験授業を受けられたそう。
学校の名前は明らかにされていないが、「ウィリアム王子とキャサリン妃が6回ほど見学に訪れたことのある学校。スタッフたちは、クラスの他の生徒たちがジョージ王子のことを特別視していないことに安堵したそうだ」と、ある関係者は語っている。今回、ジョージ王子が体験入学した学校は、ヨーロッパやロシアの裕福な家庭の子女が通っていると言われている学校で、英国王室とゆかりのある他の伝統校ほど注目を浴びていない存在のようだ。
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将来はシャーロット王女やルイ王子も同じ学校に
現在、ジョージ王子とシャーロット王女が通っているロンドンのトーマス・バタシー校では他の子供たちと同じように扱われていて、学校にいるときには王室の称号は使わずにジョージ・ケンブリッジとシャーロット・ケンブリッジと名乗っている2人。9月からジョージ王子が通うと目されている学校に、シャーロット王女もルイ王子も通うことになりそうだ、と『メイル・オン・サンデー』紙は伝えている。学校選びが佳境を迎えているのは、今年4歳になったルイ王子が9月から進学することが関係しているとも。
英国の週刊誌『ハロー!』は、ケンブリッジ夫妻が今、最も興味を示しているのは、ロンドンからもさほど遠くないバークシャー州にあるランブルック・スクールだと報道。エリザベス女王が住むウィンザー城からも近い男女共学のボーディング・スクールであるランブルックだが、週5日を寮で過ごす、あるいは1泊だけの宿泊を頻繁に行うなど、寄宿舎制の学校の割にかなり自由度が高い。シャイな性格と言われているジョージ王子のことを考慮され、家族と過ごす時間も取れる学校を選んだのだろう。自らも寄宿舎暮らしで両親と離れて育ったウィリアム王子は「子供のうちは、3人にできるだけ普通の教育を受けさせたい」と考えている。そのためには、学校選びが大事な鍵を握っているようだ。