水中花のような儚いイメージを表現

チューリップ全体が入るようなサイズの花器に入れて、まるで水中花のようにしてみました。

水中花をイメージしても水は少な目で!チューリップは3分目ぐらいの少な目の水で管理したほうが花の持ちが良いです。ただし、どんどん水を吸ってあっという間に水がなくなってしまうので、水切れに注意しましょう。

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まるで床の間の一輪のように

今回、最も緊張感をもっていけた花あしらいです(笑)

一輪挿しにいける時は花選びから慎重になります。お花屋さんでお気に入りの1本を選ぶ時も、花のきれいさはもちろん、葉の付き方にも気を付けて選び、気持ちを込めていければ、まるで床の間にいけるような緊張感をもった凛とした一輪挿しになるでしょう。

そうして気持ちを込めた一輪も、翌日にはすっかり姿を変えてしまっています。

でも、それがチューリップです(笑)毎日の変化も楽しみましょう!

大切に一輪を楽しんで

短くカットしたチューリップにカールした葉を添えていけてみました。お手入れして短くなったり、折れてしまったりしたチューリップにもおすすめです。

最後まで、チューリップを楽しみましょう!

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「チューリップ」の基本情報

□出回り時期:11月~4月

□開花時期:3月~5月

□香り:あり

□学名:Tulipa

□分類:ユリ科チューリップ属

□和名:鬱金香(ウコンコウ/ウッコンコウ)

□英名:Tulip

□原産地:地中海沿岸から中央アジア

□花言葉:「博愛」「思いやり」など

花毎でご紹介しているチューリップのお話

チューリップにまつわるお話とさまざまな品種

旬花百科 第二十六話 「ユニークなチューリップ2」

第一園芸のトップデザイナーが見立てた花

夢の花屋 第三話 「キューケンホフのチューリップガーデンに見立てる」

水上多摩江さんが描く季節の花と二十四節気のお話

第五十一話 啓蟄の花絵「チューリップ」

谷中直子

第一園芸入社前から学生バイトで働く生粋の第一園芸人。百貨店系ショップでいわゆる花屋さんを数年経験後、ホテル店に移動しブライダル関係を十数年経験。店長職を経て本社勤務に。現在は広報としてリリースなどの社外発信を担当。

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