子どもの治療用・弱視メガネの補助の申請方法
補助金の申請方法を紹介します。事前に申請の流れを確認し、必要な書類を揃えましょう。
1. 眼科で治療用眼鏡作成指示書を受け取る
治療用眼鏡作成指示書とは、治療用メガネの作成指示を受けたことを証明する指示書(処方箋)のことで、眼科を受診した際に受け取ります。処方箋の摘要欄などに「治療用メガネ」と記載されていることが必要です。
2. メガネ店でメガネを購入する
メガネ店で治療用眼鏡作成指示書を渡し、メガネを作成します。補助金を申請するために必要なため、領収書を発行してもらいましょう。
領収書に記載が必要な項目は以下のとおりです。
・金額:購入金額(税込)
・宛名:対象者である子ども本人の氏名
・但し書き:「弱視治療用眼鏡代金」と記入
領収書の日付は、作成指示書が発行された日以降でなければいけません。
3. 必要書類を揃え、加入している保険組合に申請する
保険組合の窓口などで「療養費支給申請書」をもらい、必要事項を記入します。インターネットで印刷できる場合もあるので、確認するのがおすすめです。「療養費支給申請書」以外の必要書類も揃えます。
・眼科医発行の治療用眼鏡作成指示書
・メガネ購入店で発行された領収書
・療養費支給申請書
上記の書類は自治体への申請でも必要なため、コピーを取っておきます。振込先の口座番号がわかるもの、捺印のための印鑑、健康保険証も用意しましょう。準備が整ったら、加入している健康保険の窓口に必要書類を提出します。
4. 補助金を受け取る
申請の受理後、保険組合から支給決定通知が届き、指定口座に支給決定金額が振り込まれます。支給決定通知書は、自治体の小児医療費助成の支給申請に必要なので、なくさないよう保管しておきましょう。
5. 自治体の小児医療費助成の支給申請をする
自治体によって補助金は異なりますが、保険組合がメガネ代の7〜8割を負担した場合、自治体の小児医療費助成が残りの2〜3割を負担してくれることがあります。保険組合へ補助金の申請をした後に自治体へ申請するのが一般的な流れです。
必要書類は以下のとおりです。
・眼科医発行の治療用眼鏡作成指示書のコピー
・メガネ購入店で発行された領収書のコピー【対象者本人名が記載されていること】【処方箋より日付が後であること】
・療養費支給申請書(加入している保険組合より療養費支給申請書の交付を受ける)
・申請書、医療証(子・乳児)、健康保険証、印鑑など
保険組合の支給決定通知書は申請時に必要か、後からで良いのか自治体によって扱いが異なります。申請のタイミングは事前に確認しておくと安心です。
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メガネ店での子どもの治療用・弱視メガネの購入の流れ
店舗で子どもの治療用・弱視メガネを買うときの流れを紹介します。メガネのプロがいるお店で子どもにぴったりなメガネを見つけましょう。
1. 治療用眼鏡作成指示書を持って店舗へ行く
眼科で治療用眼鏡作成指示書をもらった後、子ども用メガネを取り扱う店舗へ行きます。気になるメーカーのメガネを取り扱っているかなど、事前に店舗の情報をチェックしておくとスムーズです。
2. フレーム・レンズを選ぶ
レンズは、グレードによって見え方やかけ心地が変わるため、子どもに合うものを探すことが重要です。フレームは子どもの顔にフィットするものを選びましょう。デザインや色のバリエーションもあるので、試着をしながら子どもにぴったりなものを探すのがおすすめです。
3. メガネを購入する
メガネの購入代金を支払い、対象者本人の名前が記載された領収書をもらいます。補助制度について不明点がある場合は、相談してみると良いでしょう。
4. メガネを受け取り、フィッティングしてもらう
治療用レンズの即日受け渡しは難しいため、後日また店舗に行って受け取ることになります。メガネの受け取り時に、子どもの顔に合わせてテンプルなどを調整したら完了です。
子ども用メガネをつくりたい!メガネの愛眼横浜本店へ親子が潜入♪ – Aigan STYLE(メガネ・めがね)
新学期が始まり、学校の健康診断でお子さんの視力低下が分かり、慌てる親御さんも多いかもしれません。視力低下の疑いがある場合、まずは眼科を受診し、メガネが必要であれば店舗に足を運びましょう。今回は、子ども用メガネの作り方や選ぶ際に気を付けたいことを解説。子ども用メガネ専門店「アイフィーあいがん」を併設する「メガネの愛眼 横浜本店」で、お子さんの視力低下に悩む親子に、メガネを実際に作ってもらいました!