【終活片付け】今すぐやるべきメリットと理由

疲れも後悔もモヤモヤも全部スッキリさせる「終活片付け」

厳選した物を飾っておけば、ずっと素敵な思い出と暮らせます

思い出編集室エグゼクティブプロデューサー小野めぐみ(おの・めぐみ)さんが、物の片付けを始めたのは、お父様とご友人を亡くしたことがきっかけだったと言います。

「その人の大切な物をゴミにしてしまうのは、なんてつらいんだろうと感じたんです。日用品よりも思い入れのある物こそ、自分の手で何とかしたいと思うようになりました」と小野さん。

小野さんのお父様は85歳で亡くなり、アルバム70冊の写真を残しました。「家族の何げない日常、幸せな時間の歴史ですが、とっておきたくてもスペースがなく処分せざるを得ません。ルールを作って年代別に分け、厳選していきました」

その後、自分の物の片付けに取り組み、「思い入れのある物に向き合ったら、50年以上生きて疲れていた心が晴れていった」と小野さん。

忘れていた思い出とたくさん再会したことで、子育てなど過去への後悔やモヤモヤも「あの頃も自分なりにがんばってきた」と丸ごと肯定できるように。「終活片付けをしたことで、これからの人生を生きる力が湧いてきました」と小野さんは話します。

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【ポイント】「思い入れのある物」はルールを決めて厳選

思い出のある写真は、見返しやすくするためにも量を減らすことが大切。だいたいの数を数えて、1イベント1枚、5年ごとに10枚、最高の笑顔だけ選ぶなど、ルールを作ります。