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●暑い夏が過ぎていよいよ観光シーズン突入。この秋、カモメツーリスト株式会社が地域の人々と一緒に企画した注目のバスツアーとは?

 ようやく暑さが和らぎ、秋の気配。旅が楽しみな季節到来ですね。カモメツーリスト株式会社では、NPO法人「日本で最も美しい村連合」の協力のもと、11月9日(土)に静岡県の川根本町、11月10日(日)に山梨県の早川町で「日本で最も美しい村を訪ねる」バスツアー第一弾を企画。

 長い時間が作り出した美しい景観や環境を一度訪ねて欲しい、地域の伝統文化を体感して欲しいという、地域に暮らす人々の思いとともに生まれたツアーは、町の魅力が最大限に味わえる内容です。今回、スタートアップとなる第一弾のツアーをご紹介!

日本唯一のアプト式トロッコ列車で楽しむ自然豊かな奥大井の旅


接岨(せっそ)湖に浮かぶような奥大井湖上駅など見どころ満載

 静岡県のほぼ中央部に位置し、町域の約94%を森林が占めている川根本町。南アルプス最南端の光岳(ひかりだけ)周辺は、本州唯一の原生自然環境保全地域。町域全体がユネスコエコパークに登録されています。

 町域の中央には大井川がゆったりと流れる、まさに自然とともにある川根本町。そんな街を訪ねるツアーが、「紅葉の奥大井・アプト式トロッコ列車と標高600mのテラスで楽しむ天空の川根茶体験」です。


標高 600m に位置するつちや農園で自園自製の川根茶体験を

 奥大井の渓谷をゆっくり走る日本唯一のアプト式列車「南アルプスあぷとライン」に乗り、日本一の急勾配や、日本一の高さを誇る鉄道橋などを堪能。そして、高級茶の産地として知られる川根本町のつちや農園で、絶景を眺めながら川根茶の淹れ方、飲み方を体験できます。


昼食は香り高い「山菜おろしそば」

 昼食では山菜おろしそばを味わい、川根本町の特産品が並ぶふるさと祭りも楽しめます。大自然に1日丸ごと身をゆだねる素晴らしい体験で、心身共に癒されるでしょう。

●DATA
紅葉の奥大井・アプト式トロッコ列車と標高600mのテラスで楽しむ天空の川根茶体験
出発日:2024年11月9日(土)※最少催行人数15名
発着地:JR東海道線静岡駅(8:30集合予定)
旅行代金:1万8000円(税込み、大人・子供同額)※昼食、お土産付き
添乗員:同行 ※交通は貸切バス(中型バス)・トロッコ列車利用
https://bit.ly/3Xq8t3k

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伝統的建造物や伝統工芸を訪ねながら紅葉狩りを楽しむ旅


赤沢宿の1つである「清水屋」

 山梨県南西部に位置し、南アルプスの峰々に抱かれた山間にある早川町は、日本一人口の少ない町。早川には大小の渓流や滝が注ぎ込み、美しい渓谷を作り出しています。また、町の96%を森林が占め、四季折々の山の美しさは圧巻。さらに、開湯1300年の歴史ある「西山温泉」をはじめとする、さまざまな温泉もファンを魅了しています。


中世から参道の宿場町として知られた赤沢宿の風情ある石畳や坂道

 「南アルプスの山麓に抱かれた“日本で最も人口の少ない町”早川町の紅葉狩り」ツアーでは、早川町の歴史民俗資料館を訪ねて、選択無形文化財に指定されている「焼畑」の文化に触れ、重要伝統的建造物保存地区である赤沢宿を散策。聖地見延山と霊場七面山を結ぶ参道の宿場として栄えた、風情ある町並みをゆっくりと見ることができます。


昼食は「そば処 武蔵屋」で絶品の手打ちそばに舌鼓

 昼食では手打ちそばを楽しみ、歴史ある雨畑硯の「硯匠庵」の工房を見学。江戸時代から将軍、天皇に献上され、多くの文人にも愛用された伝統工芸の製作を間近に見れる貴重な機会です。さらに、「南アルプスプラザ」では名物や名産のお買い物も。


雨畑硯の「硯匠庵」の工房を見学 [食楽web]

 どちらのツアーも自然と地域文化にたっぷりふれることができる日帰り旅。秋の1日を豊かな自然とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。

●DATA
南アルプスの山麓に抱かれた「日本で最も人口の少ない町」早川町の紅葉狩り
出発日:2024年11月10日(日)※最少催行人数15名
発着地:JR身延線身延駅(9:40集合予定)
旅行代金:1万6000円(税込み、大人・子供同額)※昼食、お土産付き
添乗員:同行 ※交通は貸切バス(マイクロバス)利用
https://bit.ly/4cSEJAC