ニオイバンマツリ


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学名 Brunfelsia australis
和名 ニオイバンマツリ
英名 Yesterday-today-and-tomorrow
別名 アメリカンンジャスミン
科名 ナス科
属名 バンマツリ属(ブルンフェルシア属)
原産 ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ

紫から白に色変わりする花がユニークで、爽やかな芳香があります。春頃の満開時は株全体に花をたくさん咲かせ、その後は断続的に長期間花が楽しめます。地植えするとよく茂って背丈を越えるほどに大きくなり、見応えのある花木になります。

鉢花として流通してきましたが、寒さに強いことが徐々に知られるようになり、近年は庭木として植えられることが多くなっています。-5℃程度までの耐寒性があり、関東南部以南の霜の降りない地域では屋外で越冬します。関東では、南部の海沿いの地域や都心部などで越冬しているのを確認しています。

育て方

日当たりがよく、湿り気のある土壌を好みます。水が溜まりやすい排水の悪い場所や、風当りの強い乾燥しがちな場所は避けてください。

雨が長期間降らず、土壌が乾燥した場合は水やりしてください。鉢植えは表土が乾いたら水やりしますが、夏の晴れた日は毎日与えてください。また乾燥を避けるため、夏は西日の当たらない半日陰で管理したほうがよいでしょう。

花をよく咲かせるには、5月から10月の生育期間は肥料を十分与えるようにしてください。

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エンジェルウィングジャスミン


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学名 Jasminum laurifolium (Jasminum nitidum)
和名 オオシロソケイ(大白素馨)
英名 Angelwing Jasmine
科名 モクセイ科
属名 ソケイ属(ジャスミナム属)
原産 ヒマラヤ、ネパール、インド、バングラデシュ、タイ、ミャンマー、中国

香りのよい花を咲かせるジャスミンの仲間は、多くの種類が園芸植物として育てられます。よく流通するハゴロモジャスミン(Jasminum polyanthum)の他、エンジェルウィングジャスミンも寒さに強く、霜の降りにくい暖地では屋外で越冬します。

ヒマラヤから中国南部の広い地域が原産で、春から秋まで長期間花を咲かせます。繊細な美しさの白い花は、光沢のある濃い緑の葉と対比して美しいです。

最低温度の目安は-5~-7℃です。関東では南部の海沿いの地域や、都心部などの屋外でよく越冬しています。

ホワイトプリンセスの流通名で出回るソケイ(J. officinale)も開花期間が長く、同様に育てることができます。

育て方

日なたから半日陰で育てます。日向では低木状にコンパクトな株姿に育ちます。半日陰ではつる性の性質が強くなり、6m程度まで枝がよく伸びます。

鉢植えは表土が乾いたら水やりしますが、夏の晴れた日は毎日与えてください。地植えした場合は、夏に土壌が乾燥したら水やりしてください。

花をよく咲かせるには、5月から10月の生育期間はリン酸が多めの肥料を与えるようにしてください。