落ち葉掃除

秋になると、庭には落ち葉が積もってきます。その下では、秋咲きの原種シクラメンやこぼれ種で発芽した小さな芽が出始めています。落ち葉を払って日光が当たるようにしてあげましょう。集めた落ち葉は砕いて細かくしておくと、マルチング材(保温や保湿のために表土を覆う材料)として利用できます。

マルチングは何のために行うの? マルチングを行うメリットとは?

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こぼれ種の移植

地面に落ちたタネから勝手に発芽し、勝手に育つ植物を「こぼれ種(ダネ)で増える植物」といいます。春から初夏にかけて咲いた花のこぼれ種は、だいたい秋に発芽します。発芽したものを、ほかの場所で咲かせたい場合は、なるべく5〜10cm程度の小さいうちに移植しましょう。種類によっては根をいじられるのを嫌う植物もあるので、できるだけ深く掘り上げます。そして植えたい場所に根がおさまる穴を掘り、植え直して水やりをします。あまり増えてほしくない植物も、この時点で抜いて株数をコントロールしておくと、あとが楽です。幼苗は最初のつちは雑草と見分けがなかなかつきませんが、こればかりは観察と経験を積むしかありません。だんだん分かるようになってきます。