ハンギングバスケットとコンテナのコーディネート

ハンギングバスケットの大きな魅力は、地植えで花を育てられないバルコニーやベランダなどでも花が育てられることです。コンテナを組み合わせると、空間を立体的に生かすことができ、小さな空間でも華やかな庭をつくることができます。秋は庭にもハロウィンの演出を凝らして季節を楽しみます。壁にはカボチャカラーのマムと本物のカボチャを組み合わせたハンギングを、コンテナは紫色のアスターが主役の寄せ植えにし、補色でコーディネートしました。


秋の陽に映えるオレンジの斑入りのニューサイランやケイトウ、観賞用のトウガラシの寄せ植え。

コンテナには草丈の高い植物も使えるので、ハンギングバスケットとはまた違った素材での寄せ植えが楽しめます。それぞれに特徴があるので、コンテナとハンギングバスケットを組み合わせることで、限られたスペースでも多様な植物が育てられ、ガーデンデザインの幅が広がります。小さな庭でも広い庭の中でも、ハンギングバスケットやコンテナを取り入れることで、いつでも美しい庭演出が叶います。特に端境期の庭ではこれらが大活躍してくれますよ。

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写真&文 / 3and garden



スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。