「新大久保でサンナッチを出すお店を巡りましたが、こちらのタコが一番活きが良かった!」
韓国ツウがそうおすすめする、『海雲台 歌舞伎町店』。豪快なセットメニューも多いので、大人数で楽しむのが鉄則!
選ばれしタコだけで叶う貴重な体験は美味しく、楽しく、ちょっと怖い!
サンナッチとは、いわゆる“タコの踊り食い”だが、実は世界でもかなり希少性の高い韓国の伝統料理。
サンナッチに使われる生タコは、ゲッボルと呼ばれる韓国の干潟で捕れるテナガダコ。ゲッボルは世界遺産にも指定されるほど広大で、豊かな生態系があり、ここで捕れるテナガダコは栄養豊富。
そんな事情もあって、サンナッチは韓国で「死にかけた牛もよみがえる」とされるほどスタミナ料理として珍重されている。
海鮮料理が自慢の“海雲台”では、韓国の干潟から生きたまま空輸して水槽に移し、注文が入ってから捌きたてで提供される。
運ばれたタコは活きが良く、皿の上でも動いたまま。口に運ぶと吸盤が頬にくっつくことも。塩とゴマ油でシンプルにいただくと、ミズダコのようだがゼリー質があり、くにゅくにゅとしいていて新鮮なのが分かる。
「生タコの歯ごたえがクセになって週1回来店する方もいますよ」と店長の金 起鎬(キム・キホ)さん。味も抜群で、気づけばお皿は空に。
美女がサンナッチを初体験!
付属のゴマ油を都度つけてもいいが、タコが逃げるのでかけるのがオススメ。
「お箸、難しかったら、スプーン使って(笑)」と金さん。
この日ガチで初体験の彼女は恐る恐る口にしながらも、プリッとした食感と味わいに驚き、笑った。
味違いのタコも、ぜひ味わって
サンナッチと同じテナガダコを使ったピリ辛の「タコ炒め」¥2,310。
炒めるとプリプリ感が増す。
国産イイダコを使った「イイダコ和え」¥1,650。
野菜とコチュジャンを酢で和えてさっぱり味に。
仲間と共に思いっきり笑い合って楽しみたい。
▶このほか:大切な記念日に、パートナーを誘いたくなる。和と洋の食材や技法を融合した新時代の韓国料理店