間取りを大きく変えたいときや中古マンションを購入したとき、選択肢のひとつに挙がるのが『スケルトンリフォーム』です。
室内を新築のような仕上がりにできるだけではなく、通常のリフォームでは触れられない配管部分も修繕できるなど、さまざまなメリットがあります。
しかし費用面や工事内容などで注意点もあるため、メリットとデメリットを把握したうえで検討しましょう。
1.マンションのスケルトンリフォームとは?
(提供:あなぶき興産)
スケルトンリフォームは、室内を一度「骨組みの状態」にするリフォームです。
スケルトンに『骨組み』という意味があるように、建物(マンション)の内装をすべて解体し、コンクリートがむき出しの状態にしてから内装を作り変えます。
室内全体をリフォームする方法に『フルリフォーム』がありますが、スケルトンリフォームもフルリフォームの一部です。
出典:https://www.aigisetsubi.com/works/works-019/
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2.スケルトンリフォームしたほうがいいのは築何年頃から?
スケルトンリフォームをしたほうがいいマンションの築年数は、40年が目安です。
築30~40年のマンションは壁紙や床材、設備類の劣化が目立つのはもちろん、床下の配管部分も劣化し、サビや水漏れなどが起こり始める時期でもあるからです。
リフォーム後に安心して暮らしていくためにも、表面だけをきれいにするのではなく、基礎部分からしっかり修繕しておいたほうがよいでしょう。
また築年数が経っていない物件も、間取り変更や水まわり設備の移動を希望するのであれば、スケルトンリフォームがおすすめです。
【事例で紹介】築40年マンションに必要なリフォームと費用相場
築30年マンションのリフォーム・リノベーション費用【費用別に事例紹介】