3. 雨どい修理はDIYでできる?

低所における支持金具や継ぎ手のズレといった軽度の故障であれば、自分で修理できる場合もあります。しかし、2階や3階など高所での修理作業は転落の恐れもあるため、DIYによる雨どいの修理は基本的におすすめしません。

また、ホームセンターの補修テープや接着剤で補修する場合、あくまでも一時的な応急処置として用いることを推奨します。無理せずに業者に依頼する方が無難です。

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4.雨どいの修理はどこに依頼すべき?

雨どいの修理を依頼できる業者は、屋根工事業者以外にも多数あります。

各業者のメリット・デメリットは以下のとおりです。

種別
メリット
費用
ハウスメーカー ・信頼性が高い

・新築時の業者なら進行がスムーズ
割高になる傾向
工務店 ・会社によって質にばらつきがある コストパフォーマンスが良い
ホームセンター ・店舗で気軽に相談できる 割高になる傾向
外壁修繕・塗装事業者 ・塗装工事等と合わせて行えば手間が省ける 下請け発注していると割高に
屋根工事専門業者 ・専門知識や実績が豊富

・部分的な修理も対応してくれる
割安になる傾向
リフォーム会社 ・他のリフォームと合わせて行えば手間が省ける 自社施工できるなら割安に

4-1.ハウスメーカー

ハウスメーカーは、雨どいを含む住宅全般の対応を受け付けています。一般的には施工管理体制や保障制度が整備されており、信頼性が高い点が特徴です。

また、住宅の新築工事を請け負ったハウスメーカーは図面を保存しており、スムーズに話しが進むでしょう。ただ、工事自体は下請け業者が行うケースが多いため、費用は割高になる傾向があります。

4-2.工務店

ハウスメーカーと同様に、工務店でも住宅に関するすべての事項に対応可能です。地域密着型の工務店も多く、ハウスメーカーに比べて費用も安く抑えられる可能性があるため、優れたコストパフォーマンスが期待できます。

ただし、家族経営などの小規模な会社では、職人の腕に頼る部分が大きいでしょう。

4-3.ホームセンター

リフォーム工事を依頼できるホームセンターが近年増えています。雨どいの修理を含め、さまざまな工事やプランを提供しており、店舗に立ち寄ったついでに気軽に相談しやすい点もメリットです。

ただ、ホームセンターと連携している業者が施工するため、通常は自分で選ぶことはできません。また、ハウスメーカー同様に下請け業者への仲介手数料などが加わり、費用が高くなる可能性があります。

4-4.外壁修繕・塗装事業者

外壁の修繕や塗装を行う業者に依頼するという選択肢もあります。屋根や外壁のリフォーム工事と合わせて雨どいの修理、交換をお願いすれば、足場の設置が1回で済むためコスト節約につながります。

ただし、塗装業者はあくまでも塗装工事が専門で、雨どいの工事に必要な知識や技術があるとは限りません。また、雨どいの工事だけを依頼した場合、下請け業者が作業することで金額が上がる可能性があります。

4-5.屋根工事専門業者

瓦業者や建築板金業者などの屋根工事業者は、自社で雨どいを修理してくれるため、費用を安く抑えられます。また、専門知識や実績が豊富で、部分的な修理でも早めに対応してくれる傾向があります。

ただ、近くに屋根工事業者がいない場合、近所の他の業者に相談した方が早く解決することも考えられます。

4-6.リフォーム会社

リフォーム会社は、自社で施工を行う会社と下請け業者に発注する会社があります。雨どい以外にリフォーム工事が必要な場合に、まとめて依頼すれば工期短縮につながります。

また、屋根や外壁などエクステリア施工の実績が豊富な会社であれば、自社施工で雨どいの修理・交換に対応している可能性が高いでしょう。

リフォームガイドでは、リフォーム会社だけでなく、外壁屋根塗装や屋根修理会社もご紹介しています。様々な種類の会社で相見積もりを取りたい方は、ぜひご相談ください!