庭の彩りが寂しくなる秋から冬にかけては、パンジー&ビオラの寄せ植えが庭の彩りに活躍してくれます。さまざまなサイズの鉢をコーディネートして庭を華やかに演出している面谷ひとみさんに、大鉢、中鉢、小鉢の効果的な使い方について教わります。

鉢のサイズごとに活躍する場所が異なる!

まず最初に植木鉢の基本をおさらい。鉢のサイズは1号、2号と呼び、1号で直径3cm、2号で6cm。号数×3cmが鉢の直径です。この庭では大鉢は13号以上、中鉢は7〜12号、小鉢は6号以下が目安。それぞれの大きさで活躍する場所が異なります。

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庭のフォーカルポイントになる大鉢

13号以上の大鉢はたっぷり花が入り、高さもあるので庭の中に置くとフォーカルポイントとして活躍してくれます。特に秋冬の庭では草丈の小さなパンジー、ビオラなどの花材が多いので、地植えにプラスして大鉢の寄せ植えを置くと目線のやや高い場所にも彩りが出て、平面的になりがちな風景に変化が生まれます。大鉢は深さがあるので、低木など高さが出る種類もいれることができます。

【使った植物】

<低木>

・ギョリュウバイ

・サザンクロス

・ヘーベ

<つる植物>

・ヘデラ

<一年草>

・パンジー&ビオラ

・アリッサム

・カルーナ(一年草扱い)