結婚前のあいさつで、夫の伯母宅を訪れたときの話です。わくわくしながら伯母さん夫婦と対面し、あいさつもそこそこに食事に招かれました。ところが、その食事内容に違和感を抱いたのです。
期待していたのと違う…?
伯母には持病があると聞いていたので、食事の準備は大変だったろうなと感謝の気持ちでいっぱいでした。テーブルにはすでに料理が並んでいて、これから始まる和やかな食事会に期待が膨らんでいたのですが……。
しかし、私は目の前に並んだ料理を見て一瞬戸惑ってしまいました。おもてなしの席にしては、少し寂しい内容だったのです。もしかしたらまだ他に料理があるのかもと思い直し、夫や伯母夫婦と一緒に食事を始めました。
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ご飯でおなかを満たすはめになったものの
夫は「おいしい」と言っていましたが、私が口にしてみると、食材本来の味が消されているものや、少し気になるにおいがするものもありました。大皿で提供されていたので、他の料理が出てくることを期待しながら、数口ずつ食べて、あとはご飯でどうにかおなかを満たしました。
正直なところ、食材の鮮度が気になったものもあり、もし自分が料理をする立場だったら、もっと違うふうに調理してあげたいと思ってしまいました。でも、伯母は持病を抱えながら一生懸命作ってくださったのだと思い、感謝の気持ちを忘れずに食事を終えました。