フィカス属の代表的な仲間

フィカス属(ゴムノキ)の仲間は、枝を傷つけると白い樹液が出てくるのが特徴。トロピカルな雰囲気の姿を持ち、観葉植物として人気が高いものが数多く含まれます。ここでは、観葉植物としてよく利用される代表的なフィカスの仲間をいくつかご紹介します。

インドゴムノキ


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観葉植物として人気の高いゴムノキの中でも代表的な種類で、単に「ゴムの木」として販売されているものの多くは、このインドゴムノキです。本来は高木になる種ですが、ミニ観葉から大鉢まで広く流通しています。楕円形で厚く光沢のある葉は大きく、存在感抜群。斑入りの品種も多くあります。観葉植物の中では比較的寒さに強いので、育てやすく初心者にもおすすめの種類です。

フィカス・ベンジャミナ


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光沢のある葉は長さ10cmの卵形楕円形で、インドゴムノキに比べて小さいのが特徴。枝が柔らかく、いろいろな形に仕立てて楽しむこともできます。爽やかな斑入り品種も多く、樹姿も美しい観葉植物です。単にベンジャミンと呼ばれることもあります。

フィカス・ウンベラータ


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大きな葉が優雅な印象を与え、インテリアグリーンの代表的な存在であるフィカス・ウンベラータ。白っぽい幹とハート形の葉が特徴で、葉は他のゴムノキの仲間に比べると大きくて薄く、艶がありません。この葉を日傘に見立て、ラテン語の日傘(ウンベラ)に由来して名付けられました。

ガジュマル


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日本では屋久島・種子島以南に生息するガジュマルも、ゴムノキの仲間です。太い幹が特徴で、自生地では高さ30m程度まで成長する高木ですが、流通するのは根が見える「根上がり」の形に仕立てられた小型の鉢植えがほとんど。複雑に絡み合う独特の姿を楽しむ人が多い観葉植物です。

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フィカス・プミラの栽培12カ月カレンダー

開花時期:5〜8月
植え付け・植え替え:5〜7月
肥料:4〜10月(真夏を除く)