不審な訪問があったときの対策
もしも、不審な訪問者があった場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?
ここでは、具体的な対策方法を4つご紹介します。
[1]家の防犯策を強化する
まずは、家の防犯策を見直してみましょう。玄関ドアや窓に補助錠や防犯アラームを設置したり、防犯フィルムを貼ったりすることで、物理的な侵入を防ぎやすくなります。
また、センサーライトを設置したり、家の周りに防犯用の砂利を敷いたりして、敷地内に人が入ったときにすぐに気付ける対策をとるのも効果的です。さらに、防犯カメラを設置すれば、犯行の抑止力になるだけでなく、万が一のときの証拠となります。
[2]生活パターンを変えてみる
生活パターンを把握されないようにすることも重要です。毎日同じ時間に外出したり、新聞や郵便物を長時間放置したりするのは避けて、一時的にでも帰宅時間を変えてみるなどの工夫をしてみましょう。生活パターンを悟らせないよう、遠隔で家の明かりをオン・オフできたり、カーテンを開閉できたりする仕組みを導入するのも効果的です。
また、SNSに旅行や外出の予定を書き込むのは危険です。犯人は、SNSの情報から留守の時間帯を把握している可能性もあります。
[3]貴重品の保管場所を変更する
下見で貴重品の保管場所の目星をつけられてしまっている可能性がありますので、現金や貴金属、ブランド品などの場所を移動しておきましょう。
特に、貴重品を寝室に置くのは危険です。犯人が最初に狙うのは、寝室のタンスやクローゼットです。
貴重品の保管場所を分散したり、金庫を利用したりするのも有効な手段です。
[4]警察への通報、地域に情報共有する
不審な訪問者があった場合は、すぐに警察に通報しましょう。
通報することで、パトロールを強化してもらえたり、事件の早期解決に繋がったりする可能性があります。
また、近隣住民と情報を共有することも大切です。 地域の防犯意識を高めることで、犯罪が起こる前に防ぐことができます。
(広告の後にも続きます)
安全にリフォームするためのリフォーム業者の選び方
これからリフォームをしようとしているときも、業者選びには十分注意しましょう。リフォームの打ち合わせで得た情報を強盗犯に横流ししたり、リフォーム会社を装って集客する強盗犯がいる可能性もあります。
以下のポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
[1]飛び込みの訪問営業や電話営業は断る
飛び込みの訪問営業や電話営業は、強引な勧誘や、不必要な工事の契約を迫られる可能性があります。また、架空の会社を名乗って訪問してくる例もあります。
飛び込みで来た業者や電話で営業してきた業者は、まずは相手にせず、リフォームの必要があれば自分で会社を探すようにしましょう。
[2]会社情報や口コミなどを調べる
リフォーム会社を探す方法は、知人の紹介やチラシ、近くの店舗を訪れてみるなどいろいろありますが、必ずその会社について調べて、信頼できる会社か、自分のリフォームに合った会社かどうかを検討しましょう。
防犯の観点から特に意識したいポイントは下記の3点です。
建設業許可及びリフォームに付随する資格等を持っている
第三者機関で審査が通っている会社である
費用が極端に安くない
その他の観点も含めた、リフォーム会社の選び方について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
後悔しないリフォーム会社の選び方【比較ポイント10選・失敗例5つ】
[3]紹介サービスなどの審査を通過した、信頼できる会社に依頼する
信頼できるリフォーム業者選びという観点では、リフォーム会社の紹介サービスを利用するのも大変有効です。
リフォーム会社の紹介サービスでは、紹介する会社を審査してリストに掲載していたり、リフォーム内容に合った会社を選んで紹介してくれたりするのが一般的です。
紹介サービスを通じて紹介されたリフォーム会社なら、第三者機関による一定の保証があることになるので安心です。
ただし、サービスによって審査の厳しさには差がありますので、サービスごとの審査基準も確認したうえで申し込みましょう。
リフォームガイドの場合
リフォーム一括見積もりサービスの一つである「リフォームガイド」では、実在している会社かどうかはもちろん、反社会勢力との関係や財務状況までチェック。過去のお客様や取引会社などから良い評価を得ている優良会社のみを紹介しています。
さらに、専任のコンシェルジュがあなたのリフォーム内容に合った会社を選定するので、手間なく要望に合った会社のみを検討したい方にぴったりのサービスです。
<リフォームガイドの会社審査基準>
出典:リフォームガイドについて
会社検討中の打ち合わせ時も注意
リフォームの現場を見て見積もりをしてもらう現地調査や、見積もりを受け取るときには、リフォーム業者を家に招くタイミングがあります。
その時にも、会社名を偽って家に上がり込もうとしていないか、警戒しておきましょう。
●アポイントのある訪問のみを受け入れる
事前に連絡を取り、アポイントメントを取った上で訪問してくる業者のみを家に上げるよう注意しましょう。
事前連絡の際には、訪問日時や担当者の名前などをしっかりと確認しておきましょう。また、訪問時に、身分証の提示を求め、会社名や担当者の名前が事前情報と一致するかまで確認すると安心です。
少しでも不審な点があれば、一旦訪問者には帰ってもらって、会社に確認を取るようにしましょう。
●身分証を確認する
訪問してきた業者の身分証は必ず確認しましょう。名前、会社名が一致しているか、顔写真があれば本人と一致するかなどを確認します。また、身分証を提示する際に、名前や身分をすんなり名乗れないなど不自然な態度を取っていないか、周囲をキョロキョロ見回していないかなどにも注意が必要です。
もし、身分証の提示を拒否されたり、不審な点を感じたりした場合は、きっぱりと断りましょう。