メンタルヘルスと日頃の食生活は深く関係しているという。心の健康に効く食べ物とは? マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。
葉野菜
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ほうれん草、ケール、キャベツ、ルッコラなどの葉野菜には、必須ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれている。
特に、必須ビタミンB群のひとつである葉酸や、認知機能や精神面での健康をサポートするその他の栄養素が豊富に含まれているため、脳の健康に有益である。葉酸が不足すると、神経伝達物質の代謝が変化し、炎症や神経毒性に関連するアミノ酸であるホモシステインの濃度が高くなる。
2018年に『Frontiers in Psychiaty』誌に掲載された研究によると、葉野菜には神経変性疾患や精神疾患の発症に関与した酸化ストレスや炎症から脳を保護する、フラボノイドなどの抗酸化物質も豊富に含まれている。
念のため言っておくと、抗酸化物質は病気や老化の原因になるというフリーラジカルを中和し、それによって細胞の損傷を軽減するのに役立つ。
translation & adaptation: Akiko Eguchi
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