「家の外構をDIYしたい」
「ウッドデッキを作れたら便利だな」
このように考えて、外構をDIYする方法について調べる方も多いでしょう。
外構をDIYできると、業者に依頼するより安く済んだり、理想どおりのものを作れたりするといったメリットがあります。
一方で、安全を確保しながら作業することや、工事内容によって無資格では法律に違反することもあるなど、注意も必要です。
この記事では、DIYできる外構工事の種類や、DIYのメリット・デメリット、失敗しないためのポイントを解説します。
DIYで理想の外構を手に入れたい方や、外構工事を業者に依頼するか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
DIYできる外構工事5選
DIYできる主な外構工事について、5つ取り上げて解説します。
ウッドデッキ
ウッドデッキはDIYできる外構工事の1つに挙げられます。
自宅が完成した後でも設置しやすく、宅外へのつながりを生むことができるため、人気の高い設備です。
基礎部分の工事については強度や安全面に注意が必要ですが、デッキの木材部分は比較的工事がしやすいでしょう。
また、以下の画像はウッドデッキそのものではありませんが、家が完成した後にスペースを広げた参考事例(ガーデンルーム)です。
【外構工事前】
【外構工事後】
【参考動画:【「約50万再生」共働きおススメの平屋の1年半後は?】見学会のお家をご紹介!第135回【外構に増築に…変わりすぎて驚愕】【ルームツアー】】
このような外構工事を行うと、後から生活スペースを広げることも可能です。
フェンス
フェンスもDIYが可能です。DIYであれば、自宅が完成した後に必要な場所にピンポイントでフェンスを設置できます。
自宅とまとめて外構も業者に依頼したものの、フェンスが邪魔になったり不要になったりする状況は避けられるでしょう。
なおフェンス用に「ブロック積み」を行う場合、基礎がない場合や一定以上の高さになると建築基準に違反する恐れがあるため、注意が必要です。
物置
物置も、規模や方法によってはDIYが行えます。
家の中のものが増えた場合など、物置が欲しくなるタイミングにDIYができると非常に便利です。DIYであれば、保管したいものに応じて物置のサイズや棚の配置などを調整できます。
なお、規模が大きい物置は基礎工事や安全性の確保が難しくなる場合もあるため、業者への依頼も検討すると良いでしょう。
駐車場
駐車場もDIYが可能な外構工事に挙げられます。
砂利の駐車場であれば、以下の流れで比較的簡単にDIYできるでしょう。
1. ショベルやレーキを使って整地する
2. 整地した上から防草シートを敷く
3. 防草シートの上から砂利を敷いて平らに整える
ショベルやレーキはホームセンターにも売っているため、容易に準備できます。
コンクリート敷きやタイル敷き、車庫を設けたい場合には、部分的に業者に依頼するのもおすすめです。
庭
庭の外構工事には以下のようにさまざまな工事内容があるため、できるところからDIYすると良いでしょう。
・ 花壇
・ 植栽
・ 砂利敷き
・ 芝生敷き
・ アプローチ
いずれの場合も、はじめに整地する必要があります。土壌や広さによっては業者に依頼したほうが良い場合もあるでしょう。
迷った場合には、一度相談してみるのもおすすめです。
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外構をDIYするメリット4つ
外構のDIYには、以下のようなメリットがあります。
メリット1.工事費用を抑えられる
メリット2.自由に外構をデザインできる
メリット3.手直しを加えやすい
メリット4.外構に愛着がわく
それぞれのメリットについて、くわしく見ていきましょう。
メリット1.工事費用を抑えられる
1つ目のメリットは、工事費用を抑えられることです。
外構業者に依頼すると、設計費や材料費だけでなく、作業員の人件費もかかります。作業員の人数が多いと、それだけ費用がかさむでしょう。
一方、DIYすれば人件費はかかりません。また、高騰している材料費についても、自分でできるだけ安い素材を選んで使用できます。
全体的に工事費用を抑えられるのがDIYのメリットであり、醍醐味といえるでしょう。
メリット2.自由に外構をデザインできる
デザインの自由度が高い点も、外構をDIYするメリットとして挙げられます。
外構を業者に依頼する場合、あらかじめ定められたデザインや材料の中から希望に沿って選ぶのが一般的です。また、完全に理想どおりの仕上がりになるとは限りません。
これに対し、DIYなら自分の理想どおりのデザインを叶えられます。使用する材料や素材にもこだわって、納得がいくまで作業することも可能です。
外構の理想のイメージが明確にあり、業者への依頼では実現が難しいという場合には、DIYしたほうが良いでしょう。
メリット3.手直しを加えやすい
外構のDIYは、手直しを加えやすいのもメリットです。
DIYであれば、自分の都合でいつでも追加の工事や修正が行えます。しばらく時間が経ってから「ここを変えたい」「もっとこうしたい」と思った場合にも対処しやすいでしょう。
また、DIYによって作業スキルを習得済みであることも、手直しを加えやすい理由の1つです。
時間の面でもスキルの面でも、余裕をもって手直しができるのがDIYのメリットといえます。
メリット4.外構に愛着がわく
外構に愛着がわくことも、DIYの大きなメリットです。
自分で時間をかけてつくることで外構への愛着が高まり、DIY後に行う周辺掃除やメンテナンスにも意識が向きやすくなります。
結果的に、外構を長い間、良好な状態に保てるというメリットにもつながるでしょう。