さよなら旧NISA!塩漬け銘柄との訣別を決意!

やってきましたね2025年。21世紀も4分の1が過ぎたとか、いまいち実感が湧きませんね。年々1年が過ぎるスピードが早くなっている気がします。

これを書いているのはまだ2024年の年末。私個人としてはずっと売れずに塩漬け倉庫に格納されっぱなしの超低位株、いわゆる「ボロ株」である中外鉱業<1491>が、旧NISAの非課税期間が終わるので、売却しなくてはいけない、というタスクに追われる年末です。

中外鉱業は購入時21円、300株買ったので6300円。もう長いこと30円前後を行ったり来たり。プラスなんだけれどもうちょっと行って欲しいと願いながら、早5年。もう今日こそ売る!と決意した11/7は高値31円。ちょうど3000円のプラスです。

もう、それでいい!と31円で売り注文。

しかし、現在の株価が31円でも、その通りの金額で売れないのがボロ株の悲しいところ。市場の片隅でチマチマと1円上がったり下がったりしていると、その金額で注文を出しても通らないのです。

この時の売り板を見てみると、31円の売数量が1,033,600、30円での買数量が171,700で、つまり30円で買うよって言ってる人が合計17万株ちょっと分いて、31円で売るよって人より断然少ないので、そうなると31円では売れないわけです。

翌日も30円と31円を行ったり来たり、売り注文を出している保有株は「執行中」とはなるのですが、確定はせず…売れない!決意したのに~!もう~、誰か買ってよ~!

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あれもこれも、株価で売っても売れない!ボロ株の恐怖! 


顔を覆った指の隙間から覗く女性
【画像出典元】「stock.adobe.com/Yuriy Shevtsov」

そのまた次の営業日11/11、この日も懲りずに31円で売り注文でGO!…いやしかし月曜日、スタートダッシュで上がるかも?という微かな期待もなきにしもあらず、買い板も多いような気がする。300株、もし32円なら9600円、33円なら、34円なら…と皮算用し、欲望は抑えきれません。というわけで、ほんのちょっとだけ欲を出して、32円で売り注文。

この日はもう1つの塩漬け株、ヴィア・ホールディングス<7918>も売り注文。こちらは去年旧NISA期間が終わるというので売りたかったけど売れなくて、勝手に特定口座に「出庫」という形で売却されました。あれから1年、月日の流れは早いですね。今は貸株に出されて毎月10円ほどの利息を得ております。

こちらの株価、購入時は655円、この日は始値113円。この文字だけで泣けてきます。1円でも高く売りたい、私のお金を取り戻したい!ということで、115円で売り注文。

注文だけしてこの日は仕事をして、約定の通知がこないまま、夕方に株価をチェックしてみました。そしたら、中外は前日までと同じ31円、ヴィアは私が注文を出した115円でフィニッシュしているではないですか。中外はもちろん、ヴィアも売れてない。こんなに約定が遠いなんて…!