北斎の世界をカラダで感じる“超没入体験” 『HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO』

先端技術で知られざる北斎の多面性に迫る

90歳で絶筆するまでの間、3万点を超える多様なジャンルの作品を手がけ、現代でも評価され続けている葛飾北斎。本展覧会では、ソニーPCLの独自技術ソリューションを用いて、知られざる北斎の多面性に迫っていく。北斎が浮世絵を描く際に見ていた景色を臨場感あふれる高精細な映像で大型LEDに映し出すだけでなく、音や風、足元から感じる振動演出などにより、北斎が捉えた感覚をリアルに再現。葛飾北斎の代表作である「冨嶽三⼗六景」が、時間も空間も超えて目前にいきいきと蘇る。

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7つのゾーンで北斎の世界を味わい尽くす

会場は7つのゾーンで構成され、それぞれが北斎の異なる魅力を表現。一連の時間旅行を通じて、北斎が残した浮世絵に描かれた物語の中へ入り込んだかのような体験を生み出している。

●光の部屋|デジタル技術で蘇る「冨嶽三十六景」

アルステクネ社の特許技術DTIP(三次元質感画像処理)による、超高精細な映像と、ろうそくのように揺らめく光のオブジェが融合。まったく新しい「冨嶽三十六景」が浮かび上がる。

●大地の部屋|足元から広がる江戸の大地

ソニーの触覚提示技術を活用した床型ハプティクス「Active Slate」を用いた体験型の展示。「富嶽三十六景」で描かれる富士、そこから広がる美しい自然や季節を感じながら、実際に踏みしめて歩くような体験ができる。

●風の部屋|北斎が描いた「風」を感じる

ソニーの風ハプティクス技術を駆使し、目には見えない「風」を再現。冨嶽の世界に吹き抜ける風を肌で感じながら、空中散歩することができる。

●北斎の部屋|圧倒的なディテールとリアリティ

臨場感のある高精細な映像を映し出す、ソニーのLEDディスプレイ「Crystal LED」による展示。北斎の大胆な構図や繊細な筆致、彫り師や刷り師たちの驚異的な技術による繊細なディティール、質感が、息をのむリアリティで迫る。また、床型ハプティクスデバイスと空間音響技術、さらに風ハプティクス技術によって、視覚だけではなく、体全身で冨嶽の世界を感じるような体験も可能に。まるで北斎の頭の中に入り込むような新しい没入体験が待っている。

五感を通じて北斎の世界に入り込むことができるこの展覧会。これまでにない北斎の世界を体感しに、渋谷へ足を運んでみては?

HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO

会期:2025年2月1日(土)~2025年6月1日(日)

会場:東急プラザ渋谷3階 東京都渋谷区道玄坂1丁目2-3

https://hokusai.anotherstory.world/