
第九回
『脊髄反射で喋る人』
コミュニケーションの濃度、というのはグラデーションのようになっていると思う。
親しい友達や家族などとの濃厚なコミュニケーションから、仕事の合間でふと雑談タイムが発生して「今日、寒いですよね」から始まるような会話。
前者は脳をフル活動させて考えながら、本当に自分が思うことや感じることや気持ちについて話す。
後者はもはや脳を通過させず、脊髄反射でもう何回も、何百回も何万回もしてきたことのある
いわゆる”一般的”なレスポンスを返す。
年齢を重ねれば重ねるほど、そのパターンが増えていき、その方が楽なことにも気づき、
そういうことが多くなっているような気がする…というぴんこの気付き。
意味があるような、ないような、でも”間”が異常に怖い人間のぴんこはそこから逃れられない気もしていたり…
あなたは今日、何回、脊髄反射会話、しましたか?
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